お問い合わせの多いご質問をまとめました。以下のリストより製品カテゴリをお選びいただくと、情報のある製品名が表示されます。
質問事項をクリックすると回答が表示されます。

6900Sシリーズ (2)

6910の出力端子はN端子もL端子もGNDと絶縁されております。N端子をGNDか、あるいは供試物のGNDに接続して測定して下さい。

交流電源6900Sシリーズにラックマウントキット(Opt.101)はございます。
詳細は製品ページをご覧ください。

6300シリーズ (5)

交流電源6300/6500シリーズにおいて,現在のステータス(正常出力中,アラーム発生中など)をPCで取得する場合は「STATUS?」コマンドを使用します。

「STATUS?」コマンドを使って取得できるコマンドの種類は以下の通りです.

6300/6500シリーズ共通


[設定関連]
Pass
Delay
Dwell
LO-DC
OCP
IGBT
FUSE
HI-DC
LO-DC
AC-LP
OTP
RCP

6500シリーズのみ
HI-A
LO-A
HI-P
LO-P
HI-PF
LO-PF
OVP
LVP
OPP

6300シリーズのみ
R HI-A
S HI-A
T HI-A
R LO-A
S LO-A
T LO-A
R HI-P
S HI-P
T HI-P
R LO-P
S LO-P
T LO-P
R HI-PF
S HI-PF
T HI-PF
R LO-PF
S LO-PF
T LO-PF
R OVP
S OVP
T OVP
R LVP
S LVP
T LVP
R OPP
S OPP
T OPP

各機能については、以下のシリーズにて流用が可能です。
詳細は添付の相関表ならびに各シリーズの取扱説明書をご覧ください。

出力
  • PASS: EAB, EAC, 6600, (6700)
  • FAIL: EAB, EAC, 6600, (6700), EAL
  • PROCESSING: EAB, EAC, 6600, (6700), EAL

※ 6700シリーズは信号の流用は可能ですが、コネクタ形状が他シリーズと異なる為 注意が必要です

入力
  • TEST: EAB, EAC, (6600), (6700), EAL
  • RESET: EAB, EAC, (6600), (6700), EAL
  • INTERLOCK: EAC, EAL
  • Memory: EAB, EAC, (6600), (6700), EAL

※ 6600, 6700シリーズ の入力はオプションの為、ご購入の際にはご注意ください。

6300, 6500 シリーズは他シリーズと異なる為、基本的に流用は推奨しておりません。
ただし、6300, 6500 シリーズ間での流用は可能です。

6300シリーズにアナログコントロール I/Fカード オプション(1538)を搭載し有効にしたとき、フロントパネルの操作はロックされません。
アナログコントロールを有効にしたときは出力電圧と周波数のみが1538からの制御に基づきます。
その他の外部I/FオプションでPCなどからコマンド操作するときは、「Remote」状態となり一部のキー以外の操作できないようにロックされます。

交流電源6300シリーズは、外部インターフェース(USB,RS-232C,GPIBなど)から コマンドを受け取ると自動的に「Remote」状態になります。
この状態の時、リモートコマンドからのみ制御可能となり、 電源本体の前面キーからの操作(出力電圧値設定,電圧出力開始など)は受け付けなくなります。

通常の状態(Local状態)に戻すには,本体前面の「Local」キーを押す必要があります。
(Local状態に設定するリモートコマンドは実装されていません。)

なお、Remote状態でもResetボタンから出力を停止させることはできます。
(リモートコマンドで「TEST」コマンドを送信→6300シリーズ出力開始→Resetキー押下で出力停止が可能です。)

過電流フォールドバック機能がON/OFFどちらであっても、1秒間短絡状態が続いた場合、出力(負荷側)に何らかの異常があると判断し、OCPアラームを表示し、出力を停止します。

過電流フォールドバック機能は通常、A-HI(電流リミッタ)に設定した電流値となるように電圧を上下に制御して安定化を図りますが、短絡している状態に限り、出力異常と判断し、出力を停止するよう設計されています。

6600シリーズ (12)

2016年01月05日受注分よりUSB&RS232Cインターフェースカードが標準装備となりました。
6300シリーズ、6500シリーズ、6600シリーズ、6700シリーズ、EABシリーズ、EACシリーズ、が対象となります。

これ以前にご購入の、標準装備ではない製品へのインターフェースカード追加をご検討の際は製品型名とシリアル番号を合わせてお問い合わせください。
現行のインターフェースカードとの互換性確認のためです。

Tags: 6605, 6610, 6620, 6630, 6650

USB接続でのサンプルコードはこちらをご参照ください。

Tags: 6620, 6630, 6650, 6605, 6610

【 対象製品 】

交流電源に搭載されているメモリのM50(メモリの50番目)またはM50-9、M50-5(メモリの50番目-ステップの9番目 or 5番目)以外のメモリ領域にコマンドを送ると、
コマンドを送るたびに内部のフラッシュメモリへの書き込みが発生します。
一般的にフラッシュメモリには書き込み回数上限が規定されており、交流電源に使用しているフラッシュメモリの書き込み回数上限は約10万回程度となっています。
この回数を超えて書き込みを行うと、フラッシュメモリに書き込めなくなる現象が発生する可能性があります。

インターフェースを使って交流電源を制御するときは、
M50(マニュアルモード動作時),M50-9(AC出力 プログラムモード動作時),M50-5(DC出力 プログラムモード動作時)を指定してください。

指定方法は以下の通りです。

コマンドによる指定

マニュアルモード時

MEMORY 50 ‘メモリ50を指定

DC出力 プログラムモード時 AC出力 プログラムモード時

MEMORY 50 ‘メモリ50を指定 MEMORY 50 ‘メモリ50を指定
STEP 5 ‘ステップ5を指定 STEP 9 ‘ステップ9を指定

手動による指定
  1. メモリ50を選択します。始めに”Memory”を押します。
  2. テンキーで”50”と入力し”Enter”を押します。
    マニュアルモード時はここまでの操作で完了です。
    以下のステップはプログラムモード時に必要となります。
  3. ステップ9(AC出力時)またはステップ5(DC出力時)を選択します。
    始めに”Step”を押します。
  4. 画面左上のステップ表示が9(AC出力時)または5(DC出力時)になるまで ”Step +”キーを押します。
    ”Exit”を押すとメインメニューに戻ります。

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6600/6700シリーズ

  1. 電子負荷の電源がOFFになっていることを確認します。
  2. フロントパネルの10キーの0キーと1キーを押しながら電源を投入します。
  3. 6600/6700シリーズはLoad Defaults? と表示されYesキーを押すと、 Loading….. と表示され再起動します。



6300/6500/6900シリーズ
  1. 電子負荷の電源がOFFになっていることを確認します。
  2. フロントパネルの電流表示部の下にある↑キーと↓キーを押しながら電源を投入します。
  3. 6300/6500/6900シリーズは Step To Init と表示され再起動します。
    ファームウェアのバージョンにより、 Step To Init 表示が出ないものもあります。

※初期化を行うとすべての設定情報が消去されます。GPIBカード等が挿入されている場合、アドレスも初期化され8番になりますのでご注意ください。

 

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通常で+10%のところで効きます。


OPP(W)= 定格(W) × 10% + 定格(W)

・6605の場合
OPP = 500(W) × 10% + 500(W) = 550(W)

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基本的にインターフェースは工場オプションであり、オプションカードだけ購入して お客様御自身で変更するという事はできません。
どうしても必要という事であれば、一度弊社へ製品本体を送付頂き、カードを弊社にて 変更致します。

実施する場合、以下の3点はお客様にご負担頂く事になりますので予めご了承ください。

 (1)オプションカード本来の費用
 (2)交換作業費
 (3)往復の運送費

御用命の際は、製品本体を購入した代理店(商社)、または弊社へお問い合わせください。

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ユニバーサルコンセントの出力端子は以下の通りです。



番号 名称 説明
A FG フレームグランド端子です。
B 負のサイクルから始まる端子 AC出力時は負のサイクルから始まる端子です。
DC出力時は”-“端子になります。
C 正のサイクルから始まる端子 AC出力時は正のサイクルから始まる端子です。
DC出力時は”+”端子になります。

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交流電源6600シリーズのリモート制御でTD?コマンドを送ると 現在の6600シリーズの状態をSTATUSとして取得することができます。 STATUSとして取得できる状態の種類と意味は以下の通りです。

Set待機状態(電源投入直後の初期状態)
AbortTEST中にRESETコマンド送ることでTESTを中断した状態
DwellTEST中(出力中)の状態
Delay電流・電力などが閾値を超えたかの判定を始める前の状態
R-UPRamp-up(電圧上昇中)の状態
R-DNRaump-Down(電圧下降中)の状態
A-HI A-LO出力電流値が電流リミットの上限値/下限値を超えた状態(アラーム発生)
AP-HI AP-LO出力電流値が電流ピーク値の上限値/下限値を超えた状態(アラーム発生)
OTP本体の過温度保護が発生した状態(アラーム発生)
OCP出力電流値が定格電流を超えた状態(アラーム発生)
OVP出力電圧が設定電圧より大きくアラームが発生した状態
(LOWレンジで5V以上,HIGHレンジで10V以上の差が出たときに発生)
LVP出力電圧が設定電圧より小さくアラームが発生した状態
(LOWレンジで5V以上,HIGHレンジで10V以上の差が出たときに発生)
OPP出力電力値が定格電力を超えてアラームが発生した状態
A-SHアンプ回路に異常が発生しアラームが発生した状態
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6600シリーズのリモート制御において、「TD?」コマンドと「TDVOLT?」コマンドの両方で測定電圧値を取得することができますが、この二つの値は同等です。

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この取得したデータの長さは取得したタイミングによって変わりますが、 最大でも249バイトとなります。

交流電源6600シリーズにおいて、「TD?」コマンドを使うと、 リアルタイムの測定電圧値、測定電流値などを一括して取得することができます。

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SDCTコマンドやSDVOLTコマンドなどのサージ/ドロップ機能に関するコマンドは、サージ/ドロップ機能がオンになっている(「SD?」コマンドで1が返ってくる)ときのみ有効となります。

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6600シリーズ 6700シリーズのRS-232C通信において、「TD?」(テストデータ取得コマンド)は100msのインターバル開けることで連続的にデータを取得することができます。
つまり、100ms毎の測定データをRS-232C通信で取得することができます。

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6700シリーズ (4)

交流電源 6700シリーズにおいて出力の開始時/終了時の位相角度を設定することができますが、この設定が有効となるのは出力開始時または出力停止時のみ有効となります。

プログラムモードで複数のステップをつなげて試験を実行した場合,各ステップの開始点及び終了点の位相角度を指定することはできません。

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接続されているU.U.T.(被試験物)にコモンモードノイズが発生している場合、コモンモードノイズ電流が6705内へ流入している事があります。この場合GP-IB通信に悪影響を与えることがありますので注意が必要です。
GP-IBケーブルを他のケーブルと分離することにより、コモンモードノイズの影響を低減します。また、6705の出力ケーブルにクランプコア型のノイズフィルターを挿入することで効果がある場合があります。

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6700シリーズには,下図のような出力インターフェースが標準で装備されています。
この出力インタフェースの接点定格は1AAC/125VACです。
耐圧試験器(交流)と同じ定格となります。

信号入力用インターフェース
(オプション)
出力インターフェース
(標準装備)

またオプションの9ピンD-sub型コネクタを使用したりリモート入力インターフェースで”Test”、”Reset”、 7つのメモリM1~M7の外部制御が可能となります。PLCリモート機能はシステム設定パラメータのPLCリモート設定を”ON”とすることにより 有効となります。

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追加オプションPLCリモートのD-SUBコネクタの形状は、 以下の通りです。

形状:D-SUB9ピン オス

Tags: 6705, 6710, 6720, 6730, 6750

EABシリーズ (4)

位相が90度ずれた2相交流を直接出力できる交流電源はありません。
ひとつの方法として3相出力が可能な交流電源を用意し、出力にスコットトランスを接続することで実現可能です。

Tags: EAB-140, EAB-160

只今、弊社で取り扱っている交流電源では対応している機種はありません。

  • 6300シリーズ
  • 6500シリーズ
  • 6700シリーズ
  • 6600シリーズ
  • EABシリーズ
  • EACシリーズ
Tags: EAB-140, EAB-160

可能です。
構成例としては、以下の通りです。




3相電源として3台のEABシリーズをパラレルで接続し、マスター機にリモートコマンドを送って全てのEABシリーズを制御します。
EABシリーズを並列接続するためにはOpt.642(並列/多相連結カード)が必要になります。
またリモートコマンドを使うためには、GPIBインタフェース、USB&232Cインタフェース、LANインタフェースの いずれかを選択する必要があります。

また、TDコマンドなどで取得できる測定値は、マスター機のみから取得できます。

Tags: EAB-140, EAB-160

交流電源EABシリーズにおいて、メモリ・ステップを一括でクリアするようなコマンドは実装されていません。

代替え案としては、制御ソフトウェア上にメモリ・ステップのデフォルト値を持っておき、クリアを実行するときに各メモリ・ステップにデフォルト値を書き込んでいくような処理を入れることとなります

Tags: EAB-140, EAB-160

EACシリーズ (5)

消費電力の計算は入力の効率と力率が関係します。
EAC-306が定格電力で出力している場合、消費電力の計算は以下の通りとなります。

 必要入力電力 = 定格出力電力(6000[VA])÷力率(0.97)÷効率(0.78) = 7930[VA]
 損失電力 = 入力電力(7930[VA]) – 定格出力電力(6000[VA]) = 1930[VA]

 EAC-306の力率 0.97
 EAC-306の効率 0.78以上

無負荷の出力状態とアイドリング状態の消費電力はほぼ同じで最大でも300[VA]となります。
この電力は、ファンやアンプを駆動するために消費されます。

Tag: EAC-306

単相はひとつのベクトル成分しか持ちませんので、複数のベクトル成分をもつ三相を得ることはできません。
スコットトランスは三相-単相変換を行うことができますが、単相側は90度位相のずれた2相出力となりますので、これを逆に接続して三相を得るためには、90度位相のずれた2相を必要としますので単相のみではできません。

全く別の方法として、単相入力三相出力の交流電源を用意すれば当然、三相出力を得ることが可能です。

Tags: EAC-306, EAC-303

任意のひとつの相のみ瞬停動作させる事が可能です。
3つの相を同時、もしくは相対的に瞬停させる動作はできません。

Tags: EAC-306, EAC-303

開始位相を90°に設定したときの波形は次のようになります。
R相を基準にして出力が開始されます。

各相それぞれの開始位相が90°になる訳ではありませんのでご注意ください。
次のような波形にはなりません。

Tags: EAC-306, EAC-303

EACの電源入力方式はいくつかあります。

工場出荷時は単相2線となります。 そのほか、三相4線(Y結線)と三相3線(デルタ結線)があります。
それぞれの配線図は下記のようです。


Tags: EAC-306, EAC-303

8500 STD/ADV(旧EAL)シリーズ (2)

EALシリーズのLISTモードは、ADVとSTDでステップのパラメータが一部異なります。
ADVでは電圧、周波数の設定に開始->終了で指定が可能ですが、STDでは電圧、周波数の設定はステップ毎に固定になります。

このため、下記のような違いが有ります。
 ADV:階段状と、傾斜を付けた(ランプアップ的な)ステップが組めます。
 STD:階段状のステップが組めます。

本装置はLow/Highの2つの出力電圧レンジを持っており、通常Low(0-150V出力)レンジで起動する仕様です。
High(0-300V出力)レンジへの切替が発生するタイミングで内部的に切り替えが発生し、一時的に出力が切れます。

恐らくPowerTestSiteの現状設定は、renge:AUTOになっているものと思いますが、本症状の回避方法としては、PowerTestSiteエディタのINPUT Volt項目で、レンジをHigh:200に固定してしまう方法があります。

交流電源AC出力
交流電源AC出力

変更に際しての注意点としては、電圧レンジはHigh:200では高い電圧は出せますが、電流が定格の半分になります。
逆に、Low:100レンジでは、電圧は出せませんが、定格電流が取れるようになります。