安全試験器を用いた高電圧絶縁耐力評価(段階昇圧試験)

絶縁耐力とは、絶縁体が絶縁状態を保てなくなる電圧=絶縁破壊電圧を求める試験です。絶縁破壊電圧とは、自由に動き回れる電荷がほとんどない絶縁体へ高電圧を印加(負荷)することで、絶縁体内部の電荷が急増し導体(構造変化)となった電圧となります。
これらを評価する方法として短時間法(10~20秒一定速度で電圧印加)と、長時間法(試験電圧を変えて1分~100時間電圧印加)があります。弊社7700シリーズは短時間法と長時間法(V-t試験)の試験に加え、段階昇圧法(指定時間順次に電圧を階段状に印加)も対応しており、電気絶縁材料の絶縁耐力評価に最適な20kV絶縁破壊試験器です。

テストイメージ

短時間、長時間(V-t試験)、段階昇圧法に対応した耐電圧試験器
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特長

  • ベンチトップ型で超高電圧(DC20kV、AC20kV)の出力が可能
  • 電気絶縁材料の絶縁耐力評価に特化した短時間、長時間(V-t試験)、段階昇圧法に対応
  • 電流測定分解能が0.1μA(DC)、1μA(AC)と、微小電流まで測定と遮断電流の設定が可能

関連製品

超高電圧耐圧試験器「7700シリーズ」


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