交流電子負荷


小容量300W以下に対応するモジュールタイプから最大200kWの大容量に対応するラックタイプをご用意。各種インバータの負荷試験(最大1000Hz)やスマートグリッド実証実験の負荷模擬試験、UPS等の負荷変動試験に最適なドロッパー方式の交流電子負荷です。

電子負荷とは?

ひとことで言うと、「色々な電源の出力に模擬負荷として接続し電源の性能を試験するためのもの」です。

電子負荷は何のために必要?

例えば、皆さんが使っているパソコンやコピー機、液晶テレビなど家庭用コンセントから電源を取るほとんどの電気製品の中には交流を直流に変換する「スイッチング電源」と呼ばれる電源が内蔵されています。
この「スイッチング電源」は入力側に交流(日本国内では電圧100V)を入れると出力側に数V~数十Vの直流が出てくるというものです。パソコンの中に組み込まれているスイッチング電源は出力側の直流を使ってCPUやハードディスク、DVDドライブなどを動かしています。
このCPU やハードディスクなどのかわりに電子負荷を接続し、電源の出力側に電流を流します。このとき、実際の電流よりも多く流したりして(実際の使用条件よりも厳しい条件で)試験するために電子負荷が使用されています。