開発・評価での耐電圧・絶縁抵抗試験

開発環境では通常のルーチン試験(出荷検査)とは異なり、ルーチン試験以上の性能を確認することが必要です。よってルーチン試験以上の漏れ電流の測定精度や出力電圧の設定分解能が高精度・高分解能であることが要求されます。普及しています高性能タイプよりも、1桁高精度の安全試験器(7730)を使うことで、より詳細に評価するが可能です。
推奨モデル電圧設定分解能(AC/DC)電流測定分解能(AC)電流測定分解能(DC)
高性能タイプ(普及モデル)10V0.01mA0.01mA
77301V1μA0.1μA(※)
※DC測定は普及タイプよりも2桁も高分解能です。
多機能安全規格適合試験器 7730

その他の特長
自己診断機能:
ULなどに規定されている始業前などの自己診断機能です。
チャージLOW:
試験物に含まれるストレー容量を検出してコンタクトチェックを行う機能です。
Smart GFI:
作業者の安全確保の為の感電防止機能です。
リアル電流:
交流耐圧試験の測定結果は、容量性と抵抗成分を含んだ全電流になります。抵抗成分に流れる電流のみを測定します。
ランプHIGH:
試験物に含まれるストレー容量によるご判定を防ぐ機能です。
導通試験:
接続の確認に使用する導通確認用の機能で、0.01 ~ 10Ωの範囲で検出範囲を調整可能です。
製品情報
製品名型名主な仕様
多機能安全試験器7730AC / DC 耐電圧試験、絶縁抵抗測定、内蔵/ 外付スキャナ(オプション)

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