アーク放電検出機能を用いたモーター用エナメル線の耐電圧試験

モーターコイルを製造する際エナメル線をポールに巻き付けますが、巻き付ける際に傷をつけてしまう恐れがあります。一般的には絶縁抵抗試験を実施し絶縁不良の結果から傷の有無など製造時の不良を確認しますが、ピンホールのような非常に小さい傷は絶縁抵抗試験では検出できません。アーク放電検出機能のある耐電圧試験器を用いることで非常に小さい傷から発生するアーク放電電流(周波数成分を持った漏れ電流)を検出することができ、より品質の高い試験を実施することが可能です。

テストイメージ

モーターコイルの絶縁不良の検出可能な耐電圧試験器
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特長

  • AC電圧、DC電圧ともに20kVの超高電圧耐電圧試験器を標準品で準備
  • 発見できなかった絶縁不良まで測定。アーク放電検出機能を装備
  • 微小電流まで測定可能。AC電流測定で1μA、DC電流測定で0.1μAの測定分解能

関連製品

超高電圧耐電圧試験器「7700シリーズ」


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