DMMを使用した超高電圧試験時の高分解能電流測定方法

耐電圧試験による絶縁材料や半導体部品の絶縁破壊時の漏れ電流測定において、耐電圧試験器のもつ測定電流仕様を超えた分解能で測定したい場合、DMM(デジタルマルチメーター)をリターン(GND)側へ設置することで、高分解能で電流測定を実施する方法です。
DMMのもつ電流分解能で測定することが出来る為、絶縁破壊付近の電流挙動についてより正確に測定することが可能です。

テストイメージ

絶縁耐力およびV-t試験における高分解能電流測定方法
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特長

  • ベンチトップ型で超高電圧(DC20kV、AC20kV)の出力が可能
  • 2種類の昇圧試験(段階昇圧試験や急速昇圧試験)に対応。絶縁耐力試験にも使用可能
  • 電流測定分解能が0.1μA(DC)、1μA(AC)と、微小電流まで測定と遮断電流の設定が可能

関連製品

超高電圧耐圧試験器「7700シリーズ」


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