最小動作電圧って、そもそもナニ?

一般的に電子負荷装置の仕様書には「最小動作電圧」という項目があります。これは、文字通り「電子負荷装置を動作させるために必要な最小の電圧」ということで、特に出力電圧の低い電源を試験する際は注意が必要です。例えば、最小動作電圧が1.5Vの電子負荷装置を使用して、出力電圧3Vの電源を試験した場合、1.5V以下では電子負荷が動作せず、電流が流れませんので低電圧での特性試験を行うことができません。
これに対して、当社の電子負荷装置 Load Station シリーズには「最小動作電圧」という概念(仕様)が無く、定電圧でもまるで抵抗のように電流が流れますので、低電圧電源でも試験を行うことができます。