- 大幅な軽量化を実現(当社従来機種比約-35%)
- ブースター機能を標準装備
- 使いやすさを追求した8つのフロントポイント
ハイエンド多機能電子負荷装置「Load Stationシリーズ」は、定格電圧300W/1000W2タイプでそれぞれ120V/500Vの2機種をラインナップした多機能な直流電子負荷です。
¥ 290,000 ~ (本体標準価格・税抜)
お気軽にお問い合わせください。044-223-79509:00-18:00 [土日・祝日除く]
お問い合わせ特長
特長を動画でご紹介
下のサムネイルをクリックいただくと、当社Youtubeチャンネルページが開きます。LANインターフェースがオプション(LX-OP12)で登場
従来のGP-IB/DIDOオプションに加え、LANオプションが追加されました。
GP-IB/DIDOと同様にオプションボード取り付け口へ実装することで、LAN経由でのリモートコントロールが可能です。
※GP-IB/DIDOオプションとLANインターフェースオプションは同時に使用できません。
※本製品は通信機能のみで、DIDOの接点信号は付いておりません。
LoadStationシリーズのLAN対応版のファームウェアはVer4.3.8R1となります。
納入済み「Load Stationシリーズ」でのLANインターフェースの追加ご利用について
以下のファームウェアバージョン以降であれば、別途当社へのセンドバックによりLAN通信対応の最新ファームウェア更新を当社有償作業により、LANインターフェースオプションのご使用が可能となります。ファームウェアの確認方法およびセンドバックにおける最新ファームウェア更新の有償作業の価格等については、別途お問い合わせください。
アップデート対応可能ファームウェアバージョン | Ver4.X以降(Load Stationシリーズ全モデル共通) |
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※ファームウェアバージョン「Ver4.X以降」に対応しており、それ以前のファームウェアバージョンの電子負荷には対応しておりません。
※お手持ちの製品のファームウェア確認方法につきましては、下記よりご確認ください。
使いやすさを追求した多機能I/F
フロントパネルレイアウトは電子計測器では誰もが操作したことのあるオシロスコープのボタン配列と操作性を採用。LCD画面上のボタンイメージに割り付けたファンクションが切り替わり、直感的な操作が可能です。
6種類の多機能な負荷モードを搭載
6種類の負荷モード(CC / CR / CV / CP / EXT / SHORT)と4種類の動作モード(Normal / Dynamic / Sequence / Sweep)があり、これらの組み合わせで17の負荷試験が可能です。 負荷モードは指定電圧による自動切替機能を搭載。二次電池など放電試験をする際、出力電圧が設定した値となった際に、過放電させないように負荷モードを切り替えることができます。
細かな電流波形設定を可能にするダイナミックモード
一般的な2ステップ(HIGH/LOW、2値)のダイナミックモードに加えて、16ステップのダイナミック動作が可能。より細かい電流波形での試験に対応します。電流波形は、カラーLCDによりグラフィカルに設定することができ、動作設定は時間と周期(周波数表示)のどちらでも可能です。
OCP特性などのリアルタイムなグラフ化に便利なスイ―プモード
スイープモードは、CC, CR, CPの3種の負荷モードで負荷電流を細かく変化(スイープ)させながら電圧と電流測定を行い、結果をカラーLCDにプロットしてリアルタイムにグラフ化できる機能です。 例えば、スイッチング電源のOCP(過電流保護特性)や、二次電池のI-V特性などを電子負荷単体で行うことができますので、PCや専用のプログラムは不要です。
MPPTモード、スイープモード自動制御ソフトウェア(無償)
負荷モード制御とは異なる独立した電流リミット機能を搭載しております。設定した電流を検出したときLoad OFFさせずに、Load ONのままリミット設定値(電流)の110%で制限することができます。リミット検知時における動作(Load OFFもしくはLoad ONのまま110%制限負荷)は、それぞれ設定が可能です。任意のリミット値における保護機能としてお使いいただけます。
また定電圧モードにおいて電流リミットを併用することで、設定CV電圧で電流リミット設定値の110%で動作可能なCV+Clim機能を搭載しております。電池放電などに使用可能な定電圧/定電流モードとして使用することが可能です。
パラメータが多く、Load Stationシリーズ本体からは複雑となるMTTPモード、スイープモードの設定が画面上でまとめて行えます。
また、USB経由で自動制御とデータ収集が可能となるため、取得データの二次利用もスムーズに行うことができます。
[ソフトウェア]→[アプリケーションソフト]→[直流電子負荷]をご覧ください。
電流波形の再現に役立つシーケンスモード
Load Stationシリーズは、シーケンス動作用メモリとして1,024ワードを内蔵しており、PCで作成したデータを内蔵メモリに転送することで様々な電流波形を再現することが可能です。 各ステップのきざみ時間は共通で、最小1msから最長1minの範囲でプログラミングすることができます。
※シーケンス設定のサンプルソフトウェアを当社Webからダウンロード頂けます。
電流遅れのない立ち上がり
電子負荷装置の「最小動作電圧以下では電流が流れない」という制約は過去の常識となりました。Load Stationシリーズは、ゼロVから電流がリニアに変化する「電子抵抗特性」となっており、最小動作電圧を気にする必要がありません。 また、一般的な電子負荷装置にあるようなソフトスタート動作が必要ないため、電流遅れのない理想的な立ち上がりとなります。
オーバーシュートを排除
電子負荷装置は、使用条件によっては電流オーバーシュートやリンギングなどが発生することがあります。Load Stationシリーズは、高速電流フィードバック制御技術によりこのような電流を排除して理想的な電流波形を実現しました。
オプション・アクセサリで機能を拡張
Load Stationシリーズを始め、当社電子負荷装置にはリップルノイズ測定やブースター接続といった機能追加、拡張のための各種オプション・アクセサリをご用意しております。用途に合わせてお選びください。
ソフトウェアダウンロードページ仕様
[set]は設定値,[rdg]は読み値,[F.S.]は各レンジにおける最大値を示します。仕様はウォームアップ時間30分適用後のものです。Vinは負荷入力電圧です。
各仕様において確度を示した数値は保証値(納入後6ヶ月間保証)です。確度のないものは公称値又は代表値(typ.表示)です。
負荷部
測定部
その他
仕様書PDF
本体標準価格(税抜):¥290,000 ~ ¥550,000
型名 | 電圧 | 電流 | 電力 | 負荷応答速度 | 標準価格(税抜) |
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LN-300A | 120V | 60A | 300W | 20A/μs | ¥290,000 |
LN-300C | 500V | 12A | 1A/μs | ¥300,000 |
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LN-1000A | 120V | 180A | 1000W | 30A/μs | ¥510,000 |
LN-1000C | 500V | 36A | 3A/μs | ¥550,000 |
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検査成績書 |
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LN-XXX/REC | 電子負荷検査成績書(XXXには型名が入ります) | ¥9,000 |
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RC-02A/REC | RC-02A検査成績書 | ¥0 |
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TCP | 製品別トレーサビリティ (検査成績書(日本語版のみ)のご注文が必要となります) (RC-02A付きの場合は2部必要となります) | ¥5,000 |
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SCI | 標準器試験成績書 (検査成績書(日本語版のみ)のご注文が必要となります) (RC-02A付きの場合は2部必要となります) | ¥20,000 |
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工場出荷オプション |
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RC-02A | リップルノイズ測定モジュール | ¥150,000 |
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LX-OP11 | MPPTモード追加 | お問い合わせください | |||
インターフェースアクセサリー |
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LX-OP01*2 | GP-IB/DIDOオプション | ¥30,000 |
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LX-OP12*2 | LANインターフェースオプション | ¥39,000 |
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ケーブルアクセサリー |
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LX-OP03 *1 | マスター/スレーブ接続ケーブル | ¥8,000 |
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ラックマウントアクセサリー |
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LX-RK-JIS | ラックマウントキットJISタイプ | ¥25,000 |
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LX-RK-EIA | ラックマウントキットEIAタイプ | ¥25,000 |
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LX-BP | ラックマウントキットブランクパネル | ¥8,000 |
*1マスター/スレーブ接続ケーブルオプションは接続する台数分必要となります。
*2オプションインターフェース(LX-OP01,LX-OP12)は同時には実装できませんので、どちらかのご選択となります。
アプリケーション
負荷電流の遅延が発生しないマスタースレーブ並列運転動作
マスタースレーブ並列制御方式では、通信機能を持つRS-422やRS-485などが一般的に使用されています。直流電源では遅延の影響はありませんが、電子負荷では負荷応答が遅延する欠点があります。QL-Dシリーズは、アナログ制御方式とマルチチャンネル同期運転方式を採用し、並列運転時の負荷電流が遅延せず同期して動作することが可能です。
回生能力のあるDCモーター試験の制動時に発生する逆起電力保護
DCモーター試験では、機械的な制動時(例:ブレーキ等)に逆起電力が発生します。一般的な電子負荷はCVモードが遅い為、逆起電力全てを吸収することができませんが、当社高速応答電子負荷は、定電圧(CV)モードの応答開始時間が2msecと高速応答の為、逆起電力を遅れなく消費させることが可能です。
定電流電源の評価試験に最適な高速応答電子負荷
定電流電源の試験には電子負荷の定電圧(CV)モードを用いて試験しますが、負荷動作になる前に定電流電源の電圧が過電圧まで出力し、保護動作となり電源が起動することができません。当社高速応答電子負荷は、定電圧(CV)モードの応答開始時間が2msecと高速応答のため、問題なく定電流電源を起動することができます。
大容量パワーコンディショナー(PCS)の評価・試験方法について
パワーコンディショナーの評価・試験において、PV入力模擬用に直流電源、系統模擬用に交流電源、工場内/店舗内負荷模擬用に交流電子負荷、各種電圧・電流測定用にパワーメータを使用します。電源機器の使い方を工夫することで、製品種類が多い汎用電源機器で構築することが可能です。効率測定や環境変化時(入力電圧変動など)の動作確認など規格試験以外の評価・試験あれば、導入コストも抑えることができます。
高速応答電子負荷を用いた三相インバータ用電流センサの評価
複数の高速応答電子負荷を外部制御(EXT)モードで同期運転させることにより、1000A以上の大電流で電流センサの電流応答を評価できます。実験例として、LN-1000Aを10台使用した場合、1200Aの負荷電流において100A/μsの立ち上がり時間での電流応答が可能となり、次世代電流センサなどの評価に使用できるアプリケーションとなります。
外観図
選定・搬入のご注意
機器選定について
- 瞬時過電圧が発生する可能性のあるD.U.T(被試験物)を接続する際は、定格電圧に十分余裕のある機器をご選定ください。
- 当社電子負荷はレンジ幅が広くなっております。印加電圧、負荷電流に対し電力制限が掛かる場合がございますのでご注意ください。
- 0V付近からの低電圧領域での負荷動作を御所望の場合は当社ドロッパータイプの最小動作電圧がない電子負荷をご選定ください。
設置について
- 製品への供給電源はお客様にてご準備ください。
- D.U.T(被試験物)と製品との距離はノイズや配線抵抗等の影響があるため、できる限り近い距離でご使用ください。
- 負荷線は、短く、太い電線をご準備ください。
- 大電流を急速にオフした場合、負荷線のインダクタンス成分により逆起電力が発生して過電圧印加となる可能性がありますのでご配慮ください。
- 電子負荷へ負荷電圧をブレーカー等のスイッチにより印加する場合、負荷装置はLOADをオフの状態で行ってください。
- 電子負荷は空冷用ファンを内蔵しています。設置時に空気の吸入口及び排気口をふさがないようご注意ください。
- 当社製品は産業用の装置として設計・製造されており、ハイセイフティ用途(*)への使用を想定した製品ではございません。予めご了承ください。
(* ハイセイフティ用途とは、極めて高度な信頼性や安全性が要求され、機器の故障や誤動作により、信頼性や安全性が確保されない場合、生命、身体や財産等に損害を及ぼす恐れがある用途のことを言います) - 製品ご利用前には、マニュアル記載の注意事項を必ずご一読ください。
上記を考慮せず製品を選定、ご使用になった場合、装置が停止、あるいは故障する原因となります。ご注意下さい。
搬入について
- 大型機器の搬入に際しましては、建物入口の高さや設置場所までの搬入経路の確認をお願いいたします。
- 製品のご納入は、原則として「国内指定場所での車上渡し」とさせていただきます。大型機器などの荷降ろし以降の作業はお客様にて実施をお願いいたします。
- 時間指定の配送や荷降ろし、現地試運転などの作業は、別途お見積もりのうえ当社にて承ります。ご注文の際にお申し付けください。
保守サービス
修理・校正のご案内
当社では、随時製品の修理および校正のご依頼を承っております。一部の製品を除き、原則定額料金で対応させていただいております。はやぶさ特急校正サービス
対象製品の校正からご返却までを、お預かり後3営業日以内に実施するサービスです。つばめ準特急校正サービス
対象製品の修理からご返却までを、お預かり後6営業日以内に実施するサービスです。ISO/IEC17025校正
ISO/IEC17025校正が必要なお客様に、当社を通して一般財団法人日本品質保証機構による校正を実施させていただくことが可能です。消耗品交換・メンテナンスの実施について
製品を長く安全にご利用いただくため、当社では年に一度の定期的な点検をお勧めしております。以下に、ご利用年数における交換推奨部品をまとめました。ご参照いただき、メンテナンスをご検討ください。ご不明な点等ございましたら、お買い上げの代理店にお問い合わせいただくか、こちらよりお気軽にお問い合わせください。
FAQ
以下をクリックしてご覧ください
Load Stationシリーズ (27)
上記のエラーが出る場合は、以下の手順で登録を行ってください。
- 添付CDのDriverフォルダーにあるDPInst.exeをダブルクリックしUSBドライバーをインストールします。
- LNシリーズとPCをUSBで接続し、ドライバーのインストールを完了させます。
- デバイスマネージャー上にLNシリーズが表示されていることを確認します。
- Excelを起動しOCXの登録を行って下さい。
LNシリーズのCRモードにおける設定確度の考え方
電子負荷は、内部の半導体回路を用いて、端子にかかる電圧及び電流から、抵抗値を設定していますので
設定範囲内の動作となります。
設定確度は以下の様な換算となります。
±{ (VIN/設定抵抗値の理想電流)×0.5% + 電流レンジのフルスケールの値×0.2% + VIN/50kΩ }
例えば LN-300A 電流レンジH(60A) VIN:30V I:10A で3Ωを設定する場合
(10V/3Ω)×0.5% + 60A×0.2% + 30V/50kΩ = 0.13726A … この値が10Aに±の範囲になる。
10A + 0.13726A = 10.13726A 30Vの電圧時 設定抵抗min 30V/10.13726A = 2.95Ω
10A - 0.13726A = 9.86274A 30Vの電圧時 設定抵抗max 30V/9.86274A = 3.04Ω
設定値 3Ωに対しては、電圧が30Vの場合 2.95Ω~3.04Ωの範囲となります。
CVモードで動作時に、設定電圧にならず「OVER CURRENT」アラームが出る場合は、電流レンジ及びカレントリミット設定を見直してください。
例えば、10V5Aの電源へLN-300C(500V/12A/300W)電子負荷を接続し電子負荷のCV設定を5Vにした場合、
電流レンジが適切に設定されている場合は、設定電圧5Vに制御されるが、電流レンジがL(1.2)となっていると
電圧が設定値まで到達せずアラームで停止します。
電流レンジを最適化します。
LNの持っている機能をLN内部のソフトでコントロールすることもよりMPPTに対応します。
そのためハードの変更は無く、MPPTオプションを追加しても電子負荷の基本的な機能は変わりません。
原因① 過電流保護設定のリミットが働いている
過電流保護機能として電流リミットを設定し、その電流に到達した場合は、レンジの状態に関わらず機能します。
対策: 電流リミットの値を見直してください。
原因② 下位レンジのリミットが働いている
電流レンジの切替境界の付近で計測値が留まると、タイミングによっては下方のレンジの最大値検出が働き、上方のレンジに移行せず「OVER CURRENT」として出力がOFFとなる場合があります。
電子負荷は電圧・電流レンジごとにそれぞれCR負荷量の調整値が設けてあります。
同じCR設定値でも、電圧レンジを変えるだけで負荷電流が若干変動しますのでそれに伴い電流リミット動作につながった可能性があります。
LNシリーズの、CRモードに対する電流オートレンジの切替タイミングは以下の通りです。
例)LN-300Aの場合
電圧レンジ(L:20V)に設定すると、電流レンジはMレンジから0.2500Ω以下を検出するとHレンジに自動で切り替わります。
電圧レンジ(H:120V)に設定すると、電流レンジはMレンジから0.7500Ω以下を検出するとHレンジに自動で切り替わります。
例えば、電圧を1Vにしていただき、抵抗値を可変すると、電流レンジが自動で切り替わる様子がご確認いただけます。
また、LN-300A電流のレンジのMレンジリミットは以下の通り6Aとなります。
CRモードでは、安全設計の為、低電圧時に急激に過大な電流が流れることを防ぐ目的で、レンジのリミットに達した際にアラームが出る仕様となっております。
「OVER CURRENT」アラームが出てしまう場合、電圧Lレンジでの電流オートレンジ切替ポイントとなる0.25Ω到達前にMレンジリミットが働いたものと考えられます。
対策: 電流オートレンジを電流Hレンジに切り替えてご使用ください。
参考)電流オートレンジの場合の電圧/電流設定目安
対応しておりません。
CPモードは負荷端子に印加された電圧から電力を計算して負荷電流を設定するため、負荷端子に電圧が印加されていないと最大電流を
流そうと設定します。そのためOver Currentアラームが動作します。
Load Stationシリーズ で負荷電圧が実測値より0.5V程度ずれてしまう場合、リア側のパネルにリモートセンシングスイッチがあります。通常はこのスイッチがINT側になっているのですが、EXT側になっている状態で、リモートセンシングを行っていない場合は、実測値より少しずれて測定されてしまいます。リモートセンシングを行わずお使いの場合はリモートセンシングスイッチをINT側にしてお使いください。
LNにつきましては、お客様の手によるファームウェアバージョンアップは対応しておりません。
また、後継機であるLN-300A-G7、最新機種のLN-300Aとは一部基板が変更されているため、LN-300A-G6とファームウェアが完全互換ではありません。
Office365で使用する場合、32ビット版のExcelを選択して使用してください。
制御ソフトは32bitのOCXを使用しています。
Windows 10 64Bit + Excel365 32Bitの組み合わせについて、手動でActiveXコントロールを登録することでExcel365から使用できます。手動による登録方法を説明します。
コマンドプロンプトを管理者権限で開きます
コマンドプロンプトにて以下の様に入力します。
■パス入力についての補足
パスの入力は、途中まで入力した後にTABキーを押すことで補完されます。
↓TABキーを何回か押すと以下のようになります。
末尾のダブルクォーテーションを削除して\TDKを入力したのちにTABキーを押すと次の階層のフォルダーが補完されます。
登録が完了すると以下の様に表示されます。
この手順で登録を行うことでExcelでの登録は不要になります。
E-Load Playerのバージョンを更新したり、新規でインストールした際に、USBドライバの設定がリセットされてしまう場合があります。
デバイスマネージャーでUSBドライバが正しく認識されているかをご確認ください。
VISAによるUSBドライバとKGによるUSBドライバが共にインストールされている場合は、HPのサポート情報からソフトウェアのダウンロードより「USBドライバーインストール説明書」の”USBドライバについてKG用とVISA用を切替て使う場合”をご確認いただき切替を行ってください。
E-Load Playerから設定する際に、負荷に応じた適切なレンジの設定を設定してください。
電流値が小さい場合はLOWレンジへの切り替えで、適切なスルーレートが確認いただけます。
LN本体の電流レンジ設定より大きなスロープ設定値を制御ソフトで設定した場合に表示されます。
制御ソフトのスロープ設定値デフォルトは10Aになっていますので、LNの電流レンジを10Aより大きくするか、または制御ソフトのスロープ設定値をLNの電流レンジより小さな値に変更してください。
E-Load Playerから設定する際に、負荷に応じた適切なレンジの設定を設定してください。
電流値が小さい場合はLOWレンジへの切り替えで、適切なスルーレートが確認いただけます。
- 光源を人工的に確保するためにフラッシュを用いる場合(負荷モードについて)光源を実動作に近い形で人工的に用意するのは、PVの効率を考えると電力的にかなり大きなものが必要となります。このためフラッシュを使い瞬間的に光量を上げて計測する場合があります。
フラッシュを使用した場合、PVには数msec~数10msec程度の間だけ光が当たることになり、この間だけPVから出力されることになります。また、数msecで出力電圧が立ち上がることにもなります。
この時使用する電子負荷の負荷モードは、CCもしくはCVが考えられますが、CVの場合は応答が数10msec以上と遅いために、フラッシュ点灯の間に収束しない場合があります。このため、こういった用途の場合は、CCモードで計測してください。 - 光源を人工的に確保するためにフラッシュを用いる場合(電子負荷について)前述したように、フラッシュを使用したPVのI-V特性取得では、電子負荷装置に数msecで立ち上がる電圧が印加されます。弊社LNシリーズでは、このような0Vからの電圧立ち上がりに対しても電流のオーバーシュートが出にくい設計となっております。他社電子負荷装置では問題が発生する場合がありますので注意が必要です。
- 開放電圧を測定する場合I-V特性を取得する結線のまま開放電圧を測定すると、電子負荷装置のLoadをOffにしても、数mA程度の電流が流れるために正確に計測できない場合があります。開放電圧測定時には、外部の結線を外して測定してください。
- オシロスコープ等のGNDがFGに落ちているような機器で観測している場合、3P等で接続していないかを確認します。
- 供試物の出力にクランプコア等を付けてノイズが小さくなるかを確認します。
上記二点により改善する場合はコモンモードノイズによる影響と推測されます。
- GPIB及び、USBは、負荷端子台とはアイソレートされております。
GPIB及び、USBのグランド側はFGに接続されております。 - 負荷端子台はFG(シャーシ)ともアイソレートされています。
また、負荷端子台のグランド電位は、外部制御電圧端子、電流モニタ端子と同電位となっております。 - 絶縁耐圧ですが、各端子間耐圧は以下の通りです。
負荷端子 – FG間 DC500V
外部制御電圧端子 – FG間 DC500V
電流モニタ端子 – FG間 DC500V
-G6と-G7の機種を混在した状態でマスター・スレーブ機能を利用することはできません。
コマンド送信後の待ち時間として設定している200msは、動作保証の上で必要な時間となります。従って、製品の仕様上この時間よりも短縮することはできません。
電子負荷装置の直列接続はできません。
電子負荷装置は通常定電流動作を基本に他のモードを模擬的に作り出しています。
CRやCVモードのように印加される電圧がバランスしそうなモードでも瞬時にバランスすることはなく耐圧オーバーとなる場合があります。
電子負荷装置はMOSFETのような半導体で電力消費するようになっていますので耐圧方向に対しての完全な破壊保護(警告としてのアラームはあります)はありませんのでご注意ください。
マスター機のみにMPPTのライセンスがあれば、マスター/スレーブ構成でMPPT機能を使用することが可能です。
マルチ構成の場合、マスター機のみにMPPTのライセンスがある場合はスレーブ機はMPPTの機能を使用することはできません。
電子負荷のLOADがOFFの状態であれば問題ありません。
電子負荷のLOADがONの状態で印加されると故障する恐れがあります。
また、リレーによる系統の開閉は相手方がフローティングの場合、相手方の帯電により電子負荷が絶縁破壊を起こして故障する恐れがあるため、開閉がある・なしにかかわらず事前の予防対策として、添付のバリスタを電子負荷の負荷端子につけて利用するようにしてください。
可能です。
以下、その手順です。
- 電子負荷の電源がOFFになっていることを確認します。
- フロントのEnterキーを押しながら電源を投入します。
- KGロゴが表示されるまでキーを押し続けます。
※初期化設定は、こちらのマニュアル付録A(P211)にも記載されておりますのでご参照ください。
シャント出力を、帯域2Hz程度のアナログフィルタを通し計測しています。
これを20usec程度の間隔で常時内部で測定しており、
コマンドがきたときの最新の値を返すような形です。
レンジ切り替えありません。シャント相当として、0.5Ωです。
この現象はWindows Vista以降のOSで発生します。
以下の手順でドライバーの更新を行ってください。
- デバイスマネージャーを開きます。
- LNの電源を投入しPCにUSBで接続します。
- 接続後に表示された”不明なデバイス”で右クリックし、削除をクリックします。
- デバイスマネージャーのハードウェア変更のスキャンをクリックします。
- 変更のスキャン後に”LN-xxxx-Gx”で右クリックして削除をクリックします。
- “このデバイスのドライバーソフトウェアを削除する”にチェックを入れてOKをクリックします。
- ドライバーの入っているフォルダーから”LN-XXXX-G6_32bit_64bit.inf”を削除します。
- 再度デバイスマネージャーのハードウェア変更のスキャンをクリックします。
- “LN-xxxx-Gx”で右クリックしてドライバーソフトウェアの更新をクリックします。
- コンピュータを参照してドライバーソフトウェアを検索しますをクリックします。
- コンピューター上のデバイスドライバーの一覧から選択しますをクリックします。
- ドライバーが入っているフォルダーを選択して次へをクリックします。
- このドライバーソフトウェアをインストールしますをクリックします。
- 正常に認識されるとデバイスマネージャーに以下のように表示されます。
LNシリーズでは、他の負荷モード同様ダイナミック負荷も”モード”として独立している為です。
各種ダウンロード
製品マニュアル
ソフトウェア:USBドライバ
※WindowsXP(SP3)(32bit), Windows7, Windows8, Windows10(32/64bit)
ソフトウェア:LabVIEWドライバ
※別途NI社製GP-IBが必要です。
ソフトウェア:無償アプリケーション
※I/F:USB
※別途NI社製GP-IBが必要です。
※Windows用専用ドライバ含む
※標準装備のUSBインターフェースを使用できます。
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