Claude3って、そもそもナニ？

Claude3とは

Claude3はAnthropic社からリリースされている生成AIのひとつで、世界的に有名なChatGPTと似ています。使い方によっては有料版のChatGPT-4よりも賢いのではという噂もあるClaude3（クロードスリー）が今回のテーマです。

　Anthropic社からリリースされているClaude3は、その能力の違いによって３種類のモデルにわかれています。

モデル	特徴
Opus	最もパフォーマンスが高く、人間のような理解と回答を提供
Sonnet	知性とスピードのバランスを考慮したもの
Haiku	高速な応答性のコンパクトなモデル

　現在無料で公開されている Sonnet を使って、どんなものかみてみましょう。 Sonnetはメールアドレスなどを登録するだけで無料で使うことができます。

　ChatGPTの無料版（ChatGPT-3）ではファイルの添付が出来ませんでしたが、Claude3 Sonnetでは画像やPDFなどのファイルを添付し、そのファイルについての処理を依頼することができます。

活用例	解説
文書の添削	PDFファイルなどを添付し、その添削を依頼できます。
文書の要約	添削と同様に添付されたファイル（長文）の要約を依頼できます
スキャン文書のOCR	デジカメやスキャナで取り込んだ文書のOCR（文字起こし）を依頼できます。活字の文字起こしも可能です
写真の解析	写真などの画像を添付し、その解析を依頼できます。例えば「この写真が撮影された場所はどこですか？」など
プログラミング	プログラミング言語と「やりたいこと」を指定すれば、プログラムを作成してくれます。また、自分が作成したプログラムがうまく動作しないときに必要な情報を提供すると原因と対策についてアドバイスしてくれます
翻訳	日本語で質問すると日本語で回答してくれるので、あえて翻訳を意識する必要はありませんが