リレーって、そもそもナニ?

リレーのルーツは電磁石

小学校の理科の授業で「電磁石の実験」をされたことがあると思います。実験ではただの鉄の棒に銅線を巻き、これに電流を流すと「ただの鉄の棒が磁石に変身する」というものでした。

なぜ磁石になるかということは本題から外れるのでここでは省略しますが、重要なのは電流を流しているときだけ磁石になるということです。実はこの電磁石の力によってスイッチをONしたりOFFしたりするのがリレーのしくみですが、元々は有線の電気通信で弱くなった信号を中継(リレー)するために発明されたもので、その用途から継電器とも呼ばれます。また、半導体が発明される前のコンピュータは膨大な数のリレーで作られたこともあったようです。

なお、電磁石を使わない無接点のリレー(ソリッドステートリレー:SSR)もありますが、本稿では電磁石による有接点のリレーを対象とさせていただきます。

リレーの構造

リレーの構造はいたってシンプルになっており、見ておわかりのように電磁石とスイッチ(接点)を組み合わせたもので、その動作は次のようになります。

  • 電磁石に電流が流れていないとき
    可動接点はバネで上に引っ張られているので、C接点とB接点がONの状態(CとAはOFF)
  • 電磁石に電流を流したとき
    可動接点は電磁石で下側に引っ張られ、C接点とA接点がONになる。(CとBはOFF)

リレーの用途

リレーの使用目的を端的に言えば「スイッチのON/OFF」ということになりますが、具体的には主に次のような用途で使われています。

用途備考
信号経路の切り替え様々な家電製品や通信機など(小信号用リレー)
電源スイッチのON/OFF大電流経路のON/OFF(パワー用リレー)
遠隔操作離れた場所でのスイッチ操作(一般用リレー)

関連ページ(リレー応用製品)

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