IEC61730-2接地連続性試験って、そもそもナニ?

IEC61730-2(JIS C8992-2)とは、PV(太陽電池)のケーブルやモジュール、ジャンクションボックス(接続箱)の安全適格性確認における接地連続試験(アース導通試験)を規定したもので、PVシステム電圧の4倍+2,000Vでの試験が求められています。例えば、PVシステム電圧が1,000Vの場合、1,000V×4+2,000V = 6,000Vとなります。

一般的なアース導通試験器は交流用がほとんどであり、直流で試験する場合には直流電源と専用の測定器(マルチメータ等)が必要となりますが、直流用アース導通試験器を使用することにより1台で容易に試験することが可能です。