ChatGPTって、そもそもナニ? 基本編「ChatGPTの活用あれこれ」

はじめに

このところ、様々な分野でAIとりわけChatGPTが話題になっていますね。ChatGPTが特異なのは、ただ話題になっているだけでなく、「学生の利用は制限もしくは禁止した方が良い」など、普及する前から利用方法等に関する問題点が指摘されていることですが、それだけChatGPTが潜在的パワーを秘めているということなのかも知れません。

どんなものでも問題点を挙げればきりがありませんので、ここではChatGPTを有効活用するための様々なケースを考えてみたいと思います。

想定される活用ケース

 Microsoft社ではChatGPTのベースとなっているAI言語モデルGPT-3の進化形GPT-4をOffice関連製品で利用できるようにし、これをCopilot(副操縦士)と命名しました。このように、今後様々な用途に形を変えて普及していくものと思われますが、今回はChatGPTに限定させていただきます。

ChatGPTの活用例

検索ツールの代替えGoogleなどの検索ツールでは、関連するサイトのリストが表示されるのみで最終的には自分で調べることが必要でしたが、
ChatGPTでは簡潔な回答を得ることができます。
(質問によっては間違った回答をすることがあるので注意が必要です)
長文の要約まとまりのない(だらだらした)長文を簡潔に要約してくれるので
、全てを読む必要がなくなり貴重な時間を節約することができます。
語学学習例えば英語を学習したいときに英語で質問すると英語で回答してくれるので、
様々な言語の練習相手として使うことができます。
プログラミング学習作成したプログラムの添削や、実際に動作するサンプルプログラムを
書いてくれることもあり、より実践的な学習ができます。
アイデアの提供アイデアに行き詰ったときに、アイデアや意見を聞くことができます。

※Copilotという名称について

 余談になりますが、Copilot = 副操縦士という名称は個人的に違和感があります。現実の副操縦士は機長に何か有ったときに全ての操縦を受け持つ訳ですが、私のイメージは「AIはアシスタント」と考えており、全ての判断をAIに任せるのは危険と思います。アシスタントという名称は古くから使われているため、戦略的にCopilotという名称に決めたのかも知れませんが・・・。

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