高速応答電子負荷を用いた三相インバータ用電流センサの評価

複数の高速応答電子負荷を外部制御(EXT)モードで同期運転させることにより、1000A以上の大電流で電流センサの電流応答を評価できます。実験例として、LN-1000Aを10台使用した場合、1200Aの負荷電流において100A/μsの立ち上がり時間での電流応答が可能となり、次世代電流センサなどの評価に使用できるアプリケーションとなります。ただし、高速応答電子負荷と直流電源の配線において、100A/μsの立ち上がりを実現するためには、配線時のインダクタンス軽減や配線自体の工夫が必要です。そのため、システムアップした専用の電流センサ評価用電源をご用意いたします。

テストイメージ

1000A以上の電流センサの評価方法について
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特長

  • 外部制御(EXT)モードを用いても、仕様の最大スルーレートで電流の立上がりが可能
  • 専用器でなく汎用電源機器で構成でき、必要な電流に応じてフレキシブルに構成可能
  • 電流応答特性の良いTDKラムダ製の可変直流電源 Genesys+を用いてシステム構築

関連製品

ハイエンド多機能電子負荷「Load Stationシリーズ」


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