- 電源不要の差動プローブ
- コモンノイズ(同相ノイズ)を大幅除去
- オシロ、リップルノイズメータの測定に最適
DP-100シリーズはスイッチング電源のリップルノイズ測定をする際、測定誤差の要因となるコモンモードノイズを除去し、測定端子間の真の信号電圧を測定するための差動プローブです。
¥45,000 (本体標準価格・税抜)

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お問い合わせ特長
差動プローブとは
スイッチング電源の直流出力にコモンモードノイズが含まれており、これによる影響が測定結果に現れているとき差動プローブを使えばその影響を最小限にすることができます。
当社の差動プローブは電源不要のパッシブプローブとなっており、スイッチング電源の測定でも手軽にお使いいただくことができます。
- リップルノイズ測定の誤差要因となるコモンノイズ(同相ノイズ)を大幅除去
- 測定端子間の真の信号電圧を検出
- 電源不要の差動プローブ
- オシロ、リップルノイズメータの測定に最適
仕様
| 型名 | DP-100A | DP-100B | DP-100CM | DP-100C |
|---|---|---|---|---|
| 標準価格(税抜) | ¥45,000 | ¥45,000 | ¥3,600 | ¥3,600 |
| 名称 | DP-100本体Aタイプ | DP-100本体Bタイプ | みの虫クリップ付きケーブル | みの虫クリップ無しケーブル |
仕様 |
||||
| 形状 | みの虫クリップ付きケーブルタイプ | みの虫クリップ無しケーブルタイプ | 10cmケーブル3色(赤・黒・緑)各1本 | 20cmケーブル3色(赤・黒・緑)各1本 |
| 最大入力電圧*1 | ±200V(DCまたはACp-p) | |||
| 周波数帯域 | DC~100MHz | |||
| 特性インピーダンス | 50Ω(1MHz以上) | |||
| 入力容量 | 0.01μF(TRC-50F2で終端) | |||
| CMRR(同相除去比) | 40dB(100MHz) | |||
| 減衰比 | 1 : 1 | |||
* RM-104に接続して使用する場合、ACp-p(リップルノイズ)測定は3Vp-pまでとなります。
標準価格(税抜):¥45,000
| 型名 | 名称 | 備考 | 標準価格(税抜) |
|---|---|---|---|
| DP-100A | DP-100本体Aタイプ | みの虫クリップ付きケーブルタイプ | ¥45,000 |
| DP-100B | DP-100本体Bタイプ | みの虫クリップ無しケーブルタイプ | ¥45,000 |
| DP-100CM | みの虫クリップ付きケーブル | 10cmケーブル3色(赤・黒・緑)各1本 | ¥3,600 |
| DP-100C | みの虫クリップ無しケーブル | 20cmケーブル3色(赤・黒・緑)各1本 | ¥3,600 |
アプリケーション
高電圧におけるリップルノイズの測定方法
高電圧のリップルノイズを測定するには、オシロスコープの定格電圧を超えないように、高電圧対応の差動プローブが必要ですが、非常に高額です。一方で、リップルノイズメータRM-104を使用すれば、最大500VまでJEITA規格に準拠した方法で、誰でも簡単に安定した測定が可能です。
オシロスコープを使ったリップルノイズの測定方法
オシロスコープでリップルノイズ測定する場合、入力抵抗を1MΩから50Ωにインピーダンス整合する必要があります。ただしオシロに内蔵されている抵抗器は0.5W程度しかなく5V以上の電圧を測定した場合、抵抗器が焼損しオシロが破損してしまうことがあります。
当社TRC-50F2は抵抗器と直列にコンデンサを挿入しており、直流分をカットし測定信号のみを伝送するようになっております。
コモンモードノイズを簡単に除去する方法とは
コモンモードノイズを含んだノイズ測定をする上で、コモンモードノイズを物理的に抑制させる方法はいくつかあります。ここでは、プローブを使う上での問題点と弊社DP-100A差動プローブを使うメリットについてご案内いたします。
スイッチング電源の寿命判定に最適なリップルノイズメーター
リップルノイズメーターRM-104はオシロスコープを使うことなく、簡単にリップル電圧を分離し測定できる為、複雑な操作や個人差による測定誤差なく、SW電源の寿命判定基準となるリップル電圧を測定することが可能です。
リップルノイズ測定機能を搭載した電子負荷装置
スイッチング電源の出力(2次側)の検査では、模擬負荷として電子負荷とリップル電圧を測定するリップルノイズメーターを使用した試験が一般的です。2台必要となることで価格や設置スペース、検査速度(2台分通信アクセスが必要)に不 […]
保守サービス
修理・校正のご案内
当社では、随時製品の修理および校正のご依頼を承っております。一部の製品を除き、原則定額料金で対応させていただいております。消耗品交換・メンテナンスの実施について
製品を長く安全にご利用いただくため、当社では年に一度の定期的な点検をお勧めしております。以下に、ご利用年数における交換推奨部品をまとめました。ご参照いただき、メンテナンスをご検討ください。ご不明な点等ございましたら、お買い上げの代理店にお問い合わせいただくか、こちらよりお気軽にお問い合わせください。

FAQ
以下をクリックしてご覧ください
DP-100の最大入力電圧は、±200V (DCまたはACp-p) となっております。詳しくは、こちらに記載の仕様をご覧ください。
使用できますが、以下の点に注意してください。
DP-100は、50Ω終端で使用しますが、オシロスコープの50Ω終端は使用しないでください。
DP-100は入出力間は絶縁されていませんので、入力電圧によっては終端が焼損してしまいます。
弊社製TRC-50F2(高周波終端)を接続し、オシロは1M入力インピーダンスてご使用ください。
一般的な差動プローブとして以下の様なものが存在します。
- 高速差動信号を観測するための差動プローブ
デジタル回路の高速差動信号を観測するため、プローブに半導体回路が入っています。
入力できる電圧は、通常数Vでコモンモード除去に対してはDC~高域まで非常に高くなっています。
入力インピーダンスは非常に高くなっています。 - スイッチングデバイスの電圧を観測するための差動プローブ
電源回路でスイッチングデバイスに印加される高電圧を観測するため、プローブに高速な差動アンプが内蔵されています。通常電源スイッチング回路は、オシロスコープなどのGNDに対して大きなコモンモード電圧が掛かったり、FGや他chに対してリターン(GND)を共通にできないなど、これを回避するために使用します。
入力できる電圧は、通常数100Vでコモンモード除去に対してはDC~数MHz程度ではないかと思います。
入力インピーダンスは非常に高くなっています。
DP-100は、スイッチング電源の出力に現れるリップルノイズを観測するのに最適かつ低コストな差動プローブです。
コモンモード除去に対しては、上記の差動プローブとは異なりDCでのコモンモード除去能力はありません。
入力インピーダンスは50Ωとなっていますので、入力電圧によっては終端抵抗を焼いてしまう可能性がありますので弊社指定の高周波終端(TRC-50F2)をご利用ください。
性能保証の温度範囲は23±5℃です。
使用温度範囲は23±20℃です。
保存温度範囲は 0~50℃です。
差動プローブDP-100は分解できない構造となっておりますため、修理・校正はできません。
差動プローブ「DP-100」は、リップルノイズの測定に特化した差動プローブの為入出力間で非絶縁構造となり、確度としての規定は特にございません。

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