特長
耐電圧試験の内製化でコストダウン!
労働安全衛生法の規定で必要となる半年に1回の絶縁用保護具・防具の耐電圧試験。内製化することで様々なメリットが生まれます。

コンパクトながら高精度な測定
可搬型の水槽治具と超高電圧耐電圧試験器「7700シリーズ」を組み合わせ、精度の高い検査を実現します。
多く見られる定置型例との比較
| 定置型(一例) | 可搬型(IKシリーズ) ※HJモデルの場合 |
|
|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() |
| 水槽と耐電圧試験器を別々に設置 | 水槽の上に耐電圧試験器が設置できてコンパクト | |
| 外形寸法 | 試験器:420(W) x 640(H) x 550(D) mm 水槽:860(W) x 840(H) x 410(D) mm | 試験器:430(W) x 133(H) x 400(D) mm 水槽:500(W) x 500(H) x 500(D) mm |
| 質量 | 水槽+試験器で80kg以上のものもあり | 水槽+試験器で約50kg |
| 測定 | 電流1.5級、電圧0.5級 | 1μAの分解能と2%の設定誤差 |
| 校正 | 対応不可 | 国家基準にトレース |
| 検査 | タイマーのみ自動(昇圧は手動) | プログラムで自動化(昇圧含む) |
JIS規格に準拠した試験に対応
試験環境および試験方法は以下の規格に準拠します。
- JIS T 8101
- JIS T 8112
- JIS T 8131
操作に特別な資格は不要で、第三者判定でも安心な検査規格準拠品です。

複数の安全対策
水槽治具の扉にはインターロック機能を搭載。試験中でも扉が解放されると通電が自動停止します。
また、付属の有線式リモコン(RTB-01)を使うことで、離れた場所からも操作することができます。
動画でご紹介
仕様

| 型名 | IK-10-HJ | IK-10-AJ | IK-20-DJ |
|---|---|---|---|
| 試験対象 | 電気用安全帽 | 電気用安全帽/電気用絶縁手袋/電気用長靴 | 電気用安全帽/電気用絶縁手袋/電気用長靴/ジスコン棒 |
| 水槽治具外形寸法(mm)*1 | 500(W)×500(H)×500(D) | 550(W)×895(H)×600(D) | |
| 試験水槽収納箱質量 | 約25kg(乾燥時) | 約40kg(乾燥時) | |
| 耐電圧試験器質量 | 約29kg | ||
*1 : 突起物含まず
- 最大電圧AC10kV、漏えい検出電流20mA(7705使用時)
- 最大電圧AC20kV、漏えい検出電流10mA(7715使用時)
価格
| 型名 | 製品名 | 標準価格(税抜) | ||
|---|---|---|---|---|
| IK-10-HJ | HJモデル | 耐電圧保護具試験水槽治具 (電気用安全帽専用) | ¥1,230,000 | ¥2,258,000 (一式) |
| 7705 | 超高電圧耐圧試験装置(10kV) | ¥952,000 |
||
| 7705/REC | 7705検査成績書 | ¥24,000 |
||
| RTB-01 | リモートコントローラボックス 3m | ¥52,000 |
||
| IK-10-AJ | AJモデル | 耐電圧保護具試験水槽治具 (3種対応:電気用安全帽/絶縁手袋/長靴) | ¥1,653,000 | ¥2,681,000 (一式) |
| 7705 | 超高電圧耐圧試験装置(10kV) | ¥952,000 |
||
| 7705/REC | 7705検査成績書 | ¥24,000 |
||
| RTB-01 | リモートコントローラボックス 3m | ¥52,000 |
||
| IK-20-DJ | DJモデル | 耐電圧保護具水槽治具 (4種対応:電気用安全帽/絶縁手袋/長靴、ジスコン棒) | ¥1,701,000 | ¥3,716,000 (一式) |
| 7715 | 超高電圧耐電圧試験器(20kV) | ¥1,689,000 |
||
| 7715/REC | 7715検査成績書 | ¥54,000 |
||
| RTB-01 | リモートコントローラボックス 3m | ¥52,000 |
||
| 39093 | 20kV用Hipot 6m テストケーブル ワニ口クリップ | ¥130,000 |
||
| 39094 | 7700シリーズ用 6m リターンケーブル ワニ口クリップ | ¥90,000 |
||
※ 20kV対応の型式試験用、ジスコン棒用固定治具に関しましては別途お問い合わせください。
アプリケーション(安全試験器)
試験実行の自動化に最適!バーコードリーダーに対応したAC/DCアース導通試験器
試験実行の自動化に最適!バーコードリーダーに対応した安全試験器
正負両出力(DCW/IR)に対応した絶縁耐電圧試験器
小容量フィルムコンデンサのセルフヒーリングを発生させない耐電圧試験方法
PLCを用いたDC耐電圧高速試験システム
半導体デバイスの絶縁膜の信頼性に最適な油中電極治具システム
選定・搬入のご注意
機器選定について
- 瞬時過電圧が発生する可能性のあるD.U.T(被試験物)を接続する際は、定格電圧に十分余裕のある機器をご選定ください。
- 0V付近からの低電圧領域での負荷動作を御所望の場合は当社ドロッパータイプの最小動作電圧がない電子負荷をご選定ください。
設置について
- 製品への供給電源はお客様にてご準備ください。
- D.U.T(被試験物)と製品との距離はノイズや配線抵抗等の影響があるため、できる限り近い距離でご使用ください。
- 負荷線は、短く、太い電線をご準備ください。
- 大電流を急速にオフした場合、負荷線のインダクタンス成分により逆起電力が発生して過電圧印加となる可能性がありますのでご配慮ください。
- 電子負荷へ負荷電圧をブレーカー等のスイッチにより印加する場合、負荷装置はLOADをオフの状態で行ってください。
- 電子負荷は空冷用ファンを内蔵しています。設置時に空気の吸入口及び排気口をふさがないようご注意ください。
- 当社製品は産業用の装置として設計・製造されており、ハイセイフティ用途(*)への使用を想定した製品ではございません。予めご了承ください。
(* ハイセーフティ用途とは、極めて高度な信頼性や安全性が要求され、機器の故障や誤動作により、信頼性や安全性が確保されない場合、生命、身体や財産等に損害を及ぼす恐れがある用途のことを言います) - 製品ご利用前には、マニュアル記載の注意事項を必ずご一読ください。
上記を考慮せず製品を選定、ご使用になった場合、装置が停止、あるいは故障する原因となります。ご注意下さい。
搬入について
- 大型機器の搬入に際しましては、建物入口の高さや設置場所までの搬入経路の確認をお願いいたします。
- 製品のご納入は、原則として「国内指定場所での車上渡し」とさせていただきます。大型機器などの荷降ろし以降の作業はお客様にて実施をお願いいたします。
- 時間指定の配送や荷降ろし、現地試運転などの作業は、別途お見積もりのうえ当社にて承ります。ご注文の際にお申し付けください。
保守サービス
修理・校正のご案内
当社では、随時製品の修理および校正のご依頼を承っております。一部の製品を除き、原則定額料金で対応させていただいております。詳しくは以下をご覧ください。
消耗品交換・メンテナンスの実施について
製品を長く安全にご利用いただくため、当社では年に一度の定期的な点検をお勧めしております。以下に、ご利用年数における交換推奨部品をまとめました。ご参照いただき、メンテナンスをご検討ください。ご不明な点等ございましたら、お買い上げの代理店にお問い合わせいただくか、こちらよりお気軽にお問い合わせください。

FAQ
使い方
安全試験機 747XシリーズでGPIB通信を使って制御を行う場合、コマンドを送ってから次のコマンドを送る時間(コマンドインターバル)は約200ms程度の間隔を設けるようにしてください。
コマンドインターバルが200ms以下の場合、連続的にコマンドを送信するとコマンドエラーが発生する可能性があります。
7470シリーズは、PLCリモート制御とリモートコマンド制御を同時に使うことができます。
例えばPLCリモートで試験を開始した後、リモートコマンドの「TD?」で安全試験器の測定値をPCなどに取り込むことができます。
※PLCリモート制御を使うときは、安全試験器のPLCリモートの設定をONにしておく必要があります。
※リモートコマンドを使うには、USB&RS-232CインターフェースオプションやGPIBインタフェースをオプションとして追加して いただく必要があります。
Ramp-HiとはRamp-Up時間の間、電流上限設定値を無視する機能です。機種によってはRamp-HiをON,OFFだけでなく、電流設定することも可能です。
Ramp-Hiによって設定された電流値はRamp-Up時間の間のみ有効な電流上限設定値です。
Ramp-Up時間の間は通常の電流上限設定値は無視されます。
Ramp-Up時間の間にRamp-Hiによって設定された電流値に到達した場合、"Ramp-Hi"というメッセージが表示されます。
安全試験器7474シリーズで「RD?」コマンドなどを送信した時に帰ってくるステータスの種類です。
取得できるステータス
Abort
Pass
LO-Limit
HI-Limit
Short
BreakDown
Arc-Fail
GND-Fault
メモリ間で一度出力がOFFしてしまいますが、メモリ機能を使用する事で連続して試験する事は可能です。
メモリは50個有り、それぞれに以下の設定ができるようになっています。
Voltage ・・・ 設定電圧
Ramp-Up Time ・・・ 出力OFFから設定電圧になるまでの時間
Dwell Time ・・・ 設定電圧を印加する時間
Ramp-Down Time ・・・ 設定電圧から出力OFFするまでの時間
Connect ・・・ 試験終了後、次のメモリを自動的に実行する。
(一部省略)
Connect設定を"ON"にする事で、連続的に試験が可能になります。
階段状に電圧を設定(出力をOFFせず、次の設定電圧を印加)するような試験が必要な場合、オプションにより対応することができます。詳しくは弊社営業部までお問い合わせ下さい。
各機能については、以下のシリーズにて流用が可能です。
詳細は添付の相関表ならびに各シリーズの取扱説明書をご覧ください。
出力
- PASS: 7470, ESA-A, EST, SE, ESD, 7300, 7630
- FAIL: 7470, ESA-A, EST, SE, ESD, 7300, 7630
- PROCESSING: 7470, ESA-A, EST, SE, ESD, 7300, 7630
- RESET OUT: EST, ESD, 7300, 7630
- START OUT: (ESD), (7300), (7630)
※ START OUT機能について、6, 7ピンを共通COMMONとすれば、上記いずれのシリーズでも流用可能です。
入力
- TEST: 7470, ESA-A, EST, SE, ESD, 7300, 7630
- RESET: 7470, ESA-A, EST, SE, ESD, 7300, 7630
- INTERLOCK: 7470, ESA-A, EST, SE, ESD, 7300, 7630
- Memory: (7470), ESA-A, EST, SE, (ESD), (7300), 7630
- W-P: ESD, 7300
※ 各シリーズによって設定可能なメモリ数が異なる為、注意が必要です。
※ 5, 7ピンを共通COMMONとすれば、ESA-A,7630シリーズの各機能は流用可能です。
安全試験器 747Xシリーズで「OUTPUT ERROR」または「FATAL ERROR」が発生した場合、イベントレジスタのビット3(Device Error)が1となります。
イベントレジスタは「*ESR?」コマンドで取得することができます。



※*ESR?コマンドでデータを取得すると、イベントレジスタの値はクリアされます。
超高圧試験器 7473 / 7474とも、以下の方法で各種設定を"工場出荷状態"に戻すことが出来ます。
※初期設定状態にすると、現在メモリーに記憶されている各種パラメータもリセットされてしまいますのでご注意下さい。
方法:
ここでは例として、7474を"工場出荷状態"にしてみます。7473も同じ動作となります。
- フロントパネル左側の電源スイッチを"OFF"にします。
- フロントパネル右側にある10キーの"1"と"0"を押下たまま、電源スイッチを"ON"にします。
- 表示パネルに下記のような表示がされます。
Set Defaults?
SETUP=Yes EXIT=No - リセット実行であれば"SETUP"キーを押します。キャンセルであれば、"EXIT"キーを押します。
- リセット実行すると表示パネルが再起動し下記のような表示がされます。
EXTECH
Model:7474 Ver:1.14
Verについては納入時期により異なります。 - その後、通常画面に戻り、リセット動作は完了します。
- 電子負荷の電源がOFFになっていることを確認します。
- フロントパネルのテンキーの0キーと1キーを押しながら電源を投入します。
- 747xシリーズは Load Defaults? と表示され Yesキーを押すと再起動します。
初期化を行うとすべての設定情報が消去されます。 GPIBカード等が挿入されている場合、アドレスも初期化され8番になります。
校正周期についてはユーザー様で決定して頂いております。
半年周期から2年周期など様々ですが、1年周期とされているユーザー様が多いです。
仕様
近年では電子機器により高い安全性が求められており、工場から出荷される前に何らかの安全試験に合格しなければなりません。最も一般的な安全試験は耐電圧試験で、試験電圧は5kVなどの高圧となります。工場の繁忙期には作業者の不注意などにより作業者が高電圧に触れることも考えられます。そのような場合、作業者に重大なダメージを与え、場合によっては生命に関わる危険もあります。弊社の安全試験器はこのような危険から作業者を保護するため、スマートGFIという機能を持っています。試験中に被試験物のアースからグラウンドに対して余分な電流が450μA以上流れるとスマートGFI回路がこれを検出し、作業者の安全確保のために速やかに高圧を遮断します。
- トランスの使用はあるか?
→本製品のAC入力および高電圧出力それぞれにトランスを使用しています。 - トランスの使用がある場合、絶縁トランスか?絶縁トランスでない場合、ノイズの影響は許容できる範囲内か?
→入出力ともに絶縁トランスです。 - トランスの1次側と2次側の両方に、過電流保護器(サーキットブレーカ、サーキットプロテクタなど)を設置しているか?
→[出力側] 過電流保護器は設置していません。 検出回路とファームウェアで過電流を検知し、出力自体を停止します。
→[入力側] 入力トランスの1次側にヒューズが付いています。
標準添付されているテストケーブルの型名と詳細(ケーブル太さ・長さ)は以下の通りです。
- High Volt 型名:1142


- Return 型名:1144


安全試験器 7470シリーズの連続印可オプションは、ご購入後でも弊社にセンドバックすることによって後から追加することも可能ですが、ご購入時期が2014年11月以前の場合、追加できない可能性があります。
連続印可オプションの追加をご検討されている場合は、当社までご連絡ください。
不具合
Charge-Lo機能はテストケーブルがDUTに確実に接続されていることを、試験前に確認する機能です。
容量性DUTの場合、DC耐電圧試験では電圧印加直後に充電電流が流れます。もし、充電電流が設定よりも低い場合は、テストケーブルがDUTに確実に接続されていない可能性があります。
Charge-Lo値(充電電流値)を取得し自動で設定することができます。(Auto Set機能)
Auto Set機能実行時、Ramp-upに大きな値を設定していると十分な電圧が出力されないため、充電電流が検出されないことがあります。
その場合は、Ramp-upを最小値にしてAuto Set機能を実行してください。
治具がGNDアースから電気的に絶縁が確認できているはずなのにGND Faultが表示される場合は、治具又はプローブ線とGNDアース間の浮遊容量による影響が考えられます。
治具やプローブ線は机にたらさず、ガイシなどを使用してGNDアースから完全に浮かして浮遊容量を小さくしてください。
また、Hi側のプローブ線とReturn側のプローブ線は十分に離し、なるべく直線状に配置してください。
- GND Faultになる漏洩電流(画像:Ignd)のしきい値
7400シリーズ:450μA
SEシリーズ:0.5~5mAの間でプログラム可能
※リターン側の漏洩電流は測定されません。
「PLC REMOTE」の設定をご確認ください。SYSTEMキーを押す事でご確認頂けます。
これがONとなっている場合は、製品の後面にある「SIGNAL INPUT」で試験の開始・停止を制御する動作となります。
前面のTESTボタンは無効となります。
これをOFFとする事で、前面のTESTボタンを使用する事が可能になります。
その他
7700シリーズ、7470シリーズは出張校正に対応しております。
詳細は、こちらの専用ページをご覧ください。
交流電源 安全試験器の全ての製品において、PCB(Poly Chlorinated Biphenyl)が含まれている部品は使われていません。
従って、PCBは含まれていません。
7470シリーズの本体内部には電池(リチウム電池、ボタン電池など)は使用されていません。
クランプコア(LC-120)はRoHSに対応しています。
※RoHS...電子・電気電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限に関する指令です。


























