感電って、そもそもナニ?

そもそも「感電」とは?
感電とは、人体に電気(電流)が流れることによって起こる現象です。普段、私たちは電気製品を使うことで電気の恩恵を受けていますが、電気は扱い方を間違えると人体に悪影響を及ぼす可能性があります。
なぜ感電すると危険なの?
私たちの体は、神経や筋肉が電気信号を使って情報を伝達したり、体を動かしたりしています。感電によって体内に異常な電気(電流)が流れると、これらの電気信号が乱れて、正常な体の機能が妨げられるだけでなく、最悪の場合は命を落とす可能性もあります。
感電するとどうなる?
感電による影響は、流れる電流の大きさや経路、時間によって異なります。軽い場合は、ピリピリとした痛みを感じる程度ですが、重い場合は、筋肉の痙攣、呼吸困難、心臓停止などを引き起こし、最悪の場合、死亡することもあります。
感電を防ぐには?
感電を防ぐためには、以下の点に注意することが重要です。
濡れた手で電気製品に触らない | 水は電気を通しやすい性質があるので、濡れた手で電気製品に触ると感電のリスクが高まります。 |
電気製品のコードやプラグを傷つけない | コードやプラグが傷ついていると、そこから電気が漏れて感電する可能性があります。 |
アース線を取り付ける | アース線は、万が一漏電した場合に電気を地面に逃がす役割を果たし、感電を防ぎます。 |
雷に注意する | 雷は非常に高い電圧の電気なので、雷雨の際は屋外での活動を避け、安全な場所に避難しましょう。 |
もし感電してしまったら?
もし人が感電してしまった場合は、まずブレーカーを切るなどして、電気を止めましょう。そして、すぐに救急車を呼んでください。感電した人を助ける際には、自分自身が感電しないように注意が必要です。ゴム手袋を着用したり、乾燥した木の棒などを使って感電者を引き離すなどの対策を講じましょう。
まとめ
感電は、電気を扱う上で注意すべき危険な現象です。日頃から電気製品の取り扱いに注意し、安全な使い方を心がけることで、感電のリスクを減らすことができます。
この説明で、感電について理解を深めていただけたら幸いです。
関連情報
安全試験器(耐電圧/絶縁抵抗)
2017-12-27