TPソフトウェアによる校正作業の自動化

TP (Test Process automation) ソフトウェアは、スイッチング電源の特性評価用に開発されたものであり、自動計測だけでなく測定結果をまとめた評価リポート作成支援機能が含まれています。このアプリケーションでは、TPソフトウェアを使った測定器の校正(キャリブレーション)作業の自動化についてご紹介させて頂きます。
校正の自動化

ここで自動化という言葉を使いましたが、校正業務では自動化が不可能な場合があります。それは、校正に使用する計測器に自動化用のインターフェース(GP-IBなど)が付いていない場合です。
もしかするとインターフェースの付いていない機器の方が多いかも知れません。そのような場合、当然ながら自動化は不可能となります。しかし、TPソフトウェアではインターフェースを持たない機器にも対応しているため、ここで諦める必要はありません。それでは、TPAを使った校正業務の実施手順についてご紹介します。

Step 1 機器の登録
校正に使用する測定器等を登録します。過去に登録済みの機器は、文字通り「登録のみ」となりますが、初めて使用する機器はGP-IBコマンドの登録も必要です。なお、GP-IBの付いていない機器あるいは自動化しない機器については「GP-IB無し」として登録します。
Step 2 測定手順の登録
従来手作業で行ってきた校正の手順をTPAの実行手順に置き換えて登録します。このとき、TPソフトウェアでは登録と同時に実行(GP-IB 送受信) することが可能であり、手作業のときと同一の測定結果が得られるかどうか即座に確認することができます。

Step 3 測定の実行
測定手順の登録が終わりましたら、これを実行し全ての測定を行います。このときGP-IBを持たない機器(=人間の介在が必要な機器)では自動的にオペレータへの指示ウィンドウが現れ、機器の操作を任せることになりますが、それ以外は自動で測定が行われますのでトータル的な省力化をはかることができます。
Step 4 検査成績書の作成
TPソフトウェアでは測定終了と同時にリポート(検査成績書)を印刷することが可能となっています。このとき、独自のリポートソフトウェアあるいはMicrosoft社のExcelのどちらかを選択して使用することができますので、様々な形式のリポートを作成することができます。
製品情報
製品名型名主な仕様
自動評価ソフトウェアTP自動計測&リポート作成用ソフトウェア