半導体の絶縁耐力試験に用いる低温(冷凍温度)時の油中試験方法

油中電極治具装置に内蔵されているオイルバスを使うことで、高温(200℃)で絶縁耐力試験などは可能です。また低温とくに冷凍温度(-15℃以下)での油中試験では、低温恒温恒湿器を使って温度環境の再現可能です。ただし恒温槽内で使用する油槽治具において冷凍温度以下から室温などの温度サイクル試験をした場合、熱膨張が発生し油槽治具を破損してしまう可能性があります。弊社特注低温油槽治具は本問題点を考慮し、ACまたはDC20kV出力可能な耐電圧試験器と-50℃まで測定可能な温度測定器とあわせたシステムとして、低温時(冷凍温度下)の絶縁耐力試験環境を構築することが可能です。

テストイメージ

低温時、冷凍温度時の油中試験方法
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特長

  • ベンチトップ型で超高電圧(DC20kV、AC20kV)の出力が可能
  • 2種類の昇圧試験(段階昇圧試験や急速昇圧試験)に対応。絶縁耐力試験にも使用可能
  • 特注低温油槽治具を用いたステムで-40℃からの温度サイクル絶縁耐力試験が可能

関連製品

超高電圧耐圧試験器「7700シリーズ」


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