電源障害に強い長期間連続運転可能な超高電圧V-t試験器

固体絶縁の破壊電圧は、電圧の印加時間とともに低下するという現象(V-t特性)が古くから知られており、V-t試験器は印加電圧(V)と絶縁破壊が発生するまでの時間(t)を測定することで、絶縁寿命の推定に必要なデータを取得できます。
当社の7700シリーズは、超高電圧の連続出力が可能で、アワーメータとの組み合わせにより試験時間の測定や、破壊時の遮断電流を任意の値に設定できます。これにより、高機能な超高電圧V-t試験機としてご活用いただけます。
さらに、UPSを併用することで、瞬時停電や長時間の停電時でもバックアップ電源により、長期間の試験データを損なうことなく、信頼性の高い連続試験を実現します。

解説

UPSを用いた電源障害に強い超高電圧V-t試験器

特長

  • 3Uで19インチラックタイプのベンチトップ型で超高電圧(DC20kV、AC20kV)の出力が可能
  • 電流測定分解能が0.1μA(DC)、1μA(AC)と、微小電流まで測定と遮断電流の設定が可能
  • URシリーズは19インチラックタイプ。7700シリーズと合わせてシステムラックへ実装可能

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