トランスの励磁電流供給に最適な交流電源

トランスの励磁電流は、1次巻線と2次巻線を磁気結合するために、1次側に必ず流れなければならない電流であり、2次側が開放(無負荷)の状態で1次側に流れる電流です。一般的に励磁電流の大きさは、トランスの電流容量の1/100程度と言われております。トランスの誘導耐電圧試験において交流電源を用いて試験するケースがありますが、交流電源の出力回路方式において、出力にDCオフセットが発生してしまう方式がある為、励磁電流が正しく流れずに試験できないことがあります。弊社交流電源6700シリーズは出力トランス方式を採用し、出力にDCオフセットが発生しない為、トランスの誘導耐電圧試験に最適です。

テストイメージ

出力にDCオフセットが発生しない交流電源
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特長

  • 単相リニア方式。500VA~5kVA、5機種をラインナップ
  • ・500VAおよび1kVAモデルは高さが2Uと省スペース電源。システムラック実装が可能。
  • ・周波数45~500Hz出力。オプションにて最大1000Hzまで対応。励磁電流供給に最適

関連製品

プログラマブルリニア交流電源「6700シリーズ」


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