LEDドライバ試験の効率化

LEDを点灯するための電源(ドライバ)は定電流電源となっており、これを試験するためにはLED特性に近い定電圧負荷が必要となります。しかし、従来の一般的な電子負荷装置は定電圧モードの応答速度がネックとなり、試験できないことがありますので注意が必要です。(参考:アプリケーションシートNo.9)
このような場合、実負荷(LED)や抵抗などにより簡易的な負荷を作成する方法が手軽ですが、機種変更の組み換えに手間がかかるなど、あまり効率的とは言えません。
実負荷(LED)の接続

実際に接続されるものを接続しますので簡単に接続でき便利ですが、LEDドライバにとっては1種類の固定された条件での試験となりますので完全とは言えません。

擬似負荷回路の接続

抵抗やダイオード等の回路によりLEDの特性を模擬した疑似負荷を作成することは可能ですが、様々な種類のLEDを模擬するためには回路の変更、組み換えが必要となります。


LEDドライバ用試験器では…

高速CV+CRモードによりPWM調光などのパルス電流でも問題なく使うことができます。また、様々な条件を容易に再現できるためLEDドライバの評価試験に最適です。
さらに新開発のリアルLEDモードによりLEDの特性を忠実に再現することが可能です。

製品情報
製品名型名主な仕様
LEDエミュレータLE-5150-01500V, 3A, 150W×1チャンネル
LE-5150-02500V, 3A, 150W×2チャンネル

本アプリケーションに記載された情報は作成発行当時(発行年月日)のものとなりますので、現行としてシリーズ・機種・型式(オプション含む)が変更(後継含め)及び販売終了品による廃型になっているものが含まれておりますので、予めご了承下さい。
本情報はテストソリューションにおけるDUT(供試体)・JIG及び当社製品のアプリケーション構成フローのご参考としてご覧下さい。

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