リップルノイズメータRM-104困ったときに役立つTips

リップルノイズメータRM-104を使っているときに役立つTips集です。
Tips1. リモート制御中にパネル操作したい
これはリップルノイズメータに限らないことですが、一般的な計測器はPCからGP-IBなどを経由してリモートコマンドを受け取ると自動的にリモートモードになり、パネル操作は無効になるのが普通です。リップルノイズメータで一時的にパネル操作を有効にするには LOCAL ボタンを押すことによりリモートモードを解除することができます。
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Tips2. リップル分離比の設定がわからない
リップルノイズメータのマニュアルはかなり技術的な解説になっており、少しわかりにくいかも知れません。最も手っ取り早いのは、オシロスコープの波形を確認しながら波形の「読み」とリップルノイズメータの表示値が同等になるように分離比を設定することですが、その場合オシロスコープの標準添付プローブは使わずにRM-104と同等のプローブ条件にする必要があります。
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Tips3. 測定モードとフィルタの組み合わせがよくわからない
リップルノイズメータは以下のようなリップルノイズ波形(模式図)において、A~Eの5種類の測定に対応可能です。

| 名称 | モード設定 | フィルタ設定 | 備考 | |
| A | リップルノイズ | NOISE | LF + HF | またはTHRU(フィルタ無し) |
| B | リップル | RIPPLE | LF + HF | またはTHRU(フィルタ無し) |
| C | ノイズ | NOISE | HF | |
| D | スイッチングリップル | RIPPLE | HF | |
| E | ACリップル | RIPPLE | LF |
LF: LPF (Low Pass Filter) HF: HPF (High Pass Filter)
Tips4. 差動プローブ(DP-100)が必要なケースは?
DP-100はRM-104に標準添付されていますが、全てのケースでDP-100が必要という訳ではありません。全ての測定に使用しても特に問題はありませんが、詳しくは以下のページを参考にしてください。
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Tips5. 負荷電流を流しながらリップルノイズ測定したい
スイッチング電源の出力に現れるリップルノイズ測定は、出力に定格電流を流した状態で測定するのが基本です。当社製電子負荷Load Stationシリーズで負荷電流を流しながらワンタッチでリップルノイズの測定が可能です。また、Load StationシリーズはオプションでRM-104と同等のリップルノイズ測定モジュールを組み込むこともできます。
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Tips6. リップルノイズ測定を自動化したい
自動検査ソフトウエアPowerTestSiteMINIによりスイッチング電源の測定・検査を自動化することができます。当社ではPowerTestSiteMINIを含めた自動検査システムPTS-miniとしてご提案しております。
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Tips7. PCとGP-IB接続したい
デスクトップPCの場合はGP-IBインターフェースボードを中に組み込むという方法もありますが、PCのカバーを開けてばらす等、面倒な作業が発生します。現在では、USBからGP-IBに変換する製品が市販されており、USBコネクタで簡単に接続することができます。
参考:NI社製品 GPIB-USB-HS+ (NI社サイトに移動します)
Tips8. PLCと接続したい
背面パネルのOUT PORTコネクタを使ってPLCと接続することができます。OUT PORTコネクタには以下のような信号が装備されています。
| 信号名 | 入出力 | 論理 | 備考 |
| START_TRIG | 入力 | 負論理 | テストスタート |
| BUSY | 出力 | 負論理 | テスト中 |
| HIGH | 出力 | 負論理 | テスト規格上限を上回った |
| MID | 出力 | 負論理 | テスト規格範囲内 |
| LOW | 出力 | 負論理 | テスト規格下限を下回った |
詳しくはRM-104取り扱い説明書の第8章をご覧ください。


