再エネ/発電/蓄電系統模擬負荷システム(模擬負荷:非電力回生型)
系統連系認証前のパワーコンディショナー(PCS)の評価では、直接系統へ連系できないため、独立した系統模擬負荷が必ず必要となります。系統模擬負荷の構築は非常に簡単で、交流電源と交流電子負荷を準備するだけです。
動作原理はキルヒホッフの法則を利用したシンプルな方法で、PCSからの発電電力と交流電源の出力電力の総和を、交流電子負荷で常に消費させます。交流電子負荷を用いることで、PCSに接続した電気機器(家電・OA機器など)のトレンド負荷(1日の電力変化量)の再現が可能となり、マイクログリッドなどの評価に最適な系統模擬負荷システムを構築できます。
解説

特長
- 世界各国の系統模擬に最適な線間電圧606Vrmsまたは1040Vrmsのオプションを用意
- 進み遅れの位相設定により、容量性・誘導性・抵抗負荷の再現が可能
- 10kWと50kWモデルを標準品ラインナップ。最大150kWの三相交流負荷の構築が可能


