バイアス電源によるゼロV電子負荷の構築
燃料電池や太陽電池などは端子電圧が低いため、負荷までのケーブルが長くなると電圧降下によって負荷にかかる電圧がゼロVまで低下する可能性があります。このような場合、一般的な汎用電子負荷装置では電流を流すことができません。端子電圧がゼロVになっても定格電流を流すことができるゼロV対応電子負荷装置が市販されていますが、すでに電子負荷装置をお持ちの場合、バイアス電源との組み合わせでゼロV対応電子負荷を構築することが可能です。
解説
バイアス電源を使った0V対応負荷装置の構成例

製品情報
Load Stationシリーズ
ハイエンド多機能電子負荷
見やすい3.5インチカラーLCDや大型ロータリーノブなど、使いやすさを追求した8つのフロントポイントでオシロライクなユーザビリティを実現。多機能な直流電子負荷装置です。
【ドロッパー方式】単体300W~1kW/並列接続~10kW 120V~500V
GENESYS+シリーズ [TDKラムダ(株)社製]
直流安定化電源(CVCC)
GENESYS+シリーズは、高さ1Uサイズで最大電力7.5kW、ハーフラックサイズで1kWと業界最小クラスのコンパクト直流安定化電源(CVCC)です。出力電圧1500Vモデルをラインナップしており、CV、CCモードに加えCPモードの出力制御が可能です。
【スイッチング方式】
単体1kW~22.5kW、並列接続~90kW(並列は4台まで)、10V~1,500V(直列は2直まで)




