三相3線式と4線式って、そもそもナニ?
一般家庭で広く使われている電源は、単相交流100Vまたは200Vですが、工場や大型設備など大きな電力が必要な場所では、三相交流200Vで稼働する機器が多く使われています。三相交流は、効率よく電力を供給できるため、モータや産業機器の電源として適しています。
三相交流と結線方式
三相交流には、結線方式の違いによって三相3線式と三相4線式があります。三相3線式はΔ(デルタ)結線と呼ばれ、3本の相線のみで構成される方式です。一方、三相4線式はY(スター)結線と呼ばれ、3本の相線に加えて中性線を1本持つ方式となっています。
三相3線式(Δ結線)の特徴
三相3線式は、相間電圧のみを使用する三相負荷専用の配線方式です。主に三相モータやインバータなどの動力機器に用いられ、配線がシンプルで大電力を効率よく供給できるという特長があります。ただし、中性線がないため、単相負荷を直接接続することはできません。
三相4線式(Y結線)の特徴
三相4線式は、相間電圧に加えて相線と中性線の間の電圧を取り出すことができる配線方式です。このため、三相負荷と単相負荷を同時に使用でき、工場やビルなど、動力設備と照明や制御回路が混在する環境で広く採用されています。
電源装置と接続時の注意点
電源装置や負荷装置を使用する際には、三相3線式か三相4線式かによって接続方法や測定条件が異なります。当社の交流電源は三相4線式出力に対応しており、幅広い負荷条件での試験や評価が可能です。三相交流電源と負荷の具体的な接続方法については、別途解説ページを参考にすることで、より正確な試験環境を構築することができます。


