PVって、そもそもナニ?
「PV(ピー・ブイ)」とは Photovoltaics(フォトボルタイクス) の略で、一般的には 太陽光発電 を意味します。
太陽の光を半導体に当てることで電気が発生する「光起電力」を利用した、クリーンでシンプルな発電方式です。
PVのしくみ(図解)

光が当たった瞬間から発電が始まり、つくられた電気はパワコンで家庭用の電気に変換されます。
PVシステムは何でできている?
- 太陽光パネル(電気をつくる中心部分)
- パワーコンディショナ(直流→交流に変換)
- 接続箱・分電盤(安全に配電する)
- 架台(屋根や地面に設置)
- 蓄電池システム(余剰電力をためて活用)
これらの機器が組み合わさり、自宅や工場、施設で電気を生み出す “自家発電システム” を構成します。
PVが注目されている理由
- 再エネとして重要
枯渇しないエネルギーであり、脱炭素社会の実現に欠かせない電源です。 - 導入コストが改善
設備価格が下がってきたことで、企業・自治体・家庭でも導入しやすくなっています。 - 停電時の電力確保
太陽光 + 蓄電池で、停電時にも最低限の電力を維持できます。
PVはどこで使われている?
- 一般住宅の屋根
- 工場・倉庫の屋根
- 商業施設
- 公共施設・学校
- 企業のカーボンニュートラル対策
- 遊休地の発電所(メガソーラー)
小規模〜大規模まで、幅広い場所で利用される電源です。
まとめ
PV(太陽光発電)は、太陽の光をそのまま電気に変える、シンプルでクリーンな発電方式です。
再生可能エネルギーの中心的な存在として、今後さらに普及が進むと考えられています。
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