電子負荷の新モードGCC, GCRって、そもそもナニ?

電子負荷装置の代表的な負荷モードとして、CC(定電流)モードやCR(定抵抗)モードが一般的に知られています。
これらは、設定した電流値や抵抗値を一定に保つように動作するため、直流電源やスイッチング電源の試験では広く使用されています。

発電機試験では安定動作しない場合がある

試験対象がエンジン発電機の場合、出力電圧や周波数が完全に安定しておらず、波形が歪むことがあります。
このような条件下では、一般的なCC/CRモードでは制御が不安定になり、電流が振動したり、負荷が正常に追従しないといった現象が発生することがあります。

発電機専用に最適化されたGCC/GCRモード

当社の回生型交直両用電子負荷「Ene-phantシリーズ」では、発電機試験に特化した新しい負荷モードとして、
GCC(Generator CC)モードおよびGCR(Generator CR)モードを開発しました。
これらのモードは、発電機特有の電圧変動や波形歪みを考慮した制御を行うことで、従来モードでは難しかった条件でも安定した負荷動作を実現します。

発電機評価におけるメリット

GCC/GCRモードを使用することで、エンジン発電機の定格出力試験や負荷変動試験を、より安定した条件で実施することが可能になります。
これにより、試験の再現性向上や、不要なトリップ・測定エラーの低減につながります。

Ene-phantシリーズについて

GCC/GCRモードはオプションにより追加可能で、発電機試験から電源評価まで幅広い用途に対応します。
回生型電子負荷としての特長とあわせ、効率的な発電機試験環境の構築にご活用いただけます。

製品情報

双方向電源
Ene-phant®シリーズ
回生型交直両用電子負荷 50kWモデル

系統への電力回生機能を有した50kWの回生型電子負荷です。交流、直流の両方に対応しており、インバータ出力やAC/DCコンバータ出力に1台で対応が可能です。UPS試験などに最適です。
【スイッチング式】 単体50kW、並列接続~250kW

回生型電子負荷(交直両用)
Ene-phant®シリーズ
回生型交直両用電子負荷 10kWモデル

系統への電力回生機能を有した10kWの回生型電子負荷です。交流、直流の両方に対応しており、インバータ出力やAC/DCコンバータ出力に1台で対応が可能です。UPS試験などに最適です。
【スイッチング式】 単体10kW、並列接続~50kW

回生型電源
回生型電子負荷

系統への電力回生機能を有した10kW/50kWの回生型電子負荷です。交流、直流の両用に対応しており、インバータやAC/DC電源の負荷試験に1台で対応が可能で、UPS試験などに最適です。並列接続により最大5台まで負荷拡張可能で、交流単相3線や三相3線/4線にも複数台により対応が可能です。
【スイッチング方式】10kW~250kW