三相4線と三相3線の兼用って、そもそもナニ?

三相4線と三相3線の兼用とは、三相4線式の交流電源を用いて、三相4線式および三相3線式の両方の機器に対応できることを指します。試験用途や評価用途では、接続先の電源方式が異なる場合があるため、柔軟に対応できる電源構成が求められます。

三相4線式出力の交流電源について

当社の三相交流電源(QAシリーズ400XACシリーズ)は、出力結線方式として三相4線式を採用しています。三相4線式は、相間電圧と相線と中性線間の電圧の両方を取り出すことができるため、三相負荷と単相負荷のいずれにも対応できる汎用性の高い方式です。

日本国内の三相系統との関係

日本国内の三相系統では三相3線式が多く採用されていますが、三相4線式の交流電源から三相3線式の機器へ接続することは容易に行えます。そのため、三相4線式出力の交流電源であっても、日本国内の三相3線式機器の試験や評価において特に問題となることはありません。

海外規格への対応

海外では、日本とは異なり三相4線式が主流となっている国が多く存在します。当社の交流電源は、元々三相4線式出力であるため、海外で一般的に使用されている三相4線式機器に対しても、そのまま接続して試験を行うことができます。国内外を問わず、幅広い電源方式に対応できる点が特長です。

幅広い電圧条件での試験

さらに、QAシリーズでは600V出力オプション(工場出荷時指定)を追加することで、公称電圧が400VのEU諸国をはじめ、様々な電源電圧に対応した試験が可能となります。これにより、国や地域ごとに異なる電源仕様を想定した評価環境を1台の電源で構築することができます。

接続方法の詳細について

三相交流電源と負荷機器の接続方法については、解説ページをご参照ください。

製品情報

交流電源QAシリーズ
QUAD Ene-phant® QAシリーズ
大容量プログラマブル交流電源(三相出力)

PFC回路を内蔵し省スペースと高効率を実現。信頼性の高い商用トランス出力方式と電圧・周波数変更を基本としたシンプルな操作性を実現しました。三相出力タイプ、三相600V出力タイプの全8機種をラインナップ。豊富なオプションをご用意しております。
【スイッチング方式】三相15kVA~90kVA

交流電源400XACシリーズ
400XACシリーズ
小/中容量プログラマブル交流電源

小/中容量プログラマブル交流電源「400XACシリーズ」(旧EACシリーズ)は3kVAと6kVAの2機種をラインナップ。単体で単相2線・3線および三相4線(3線)出力を切り替えて出力可能なマルチ出力交流電源となっております。

【スイッチング方式】マルチ出力3kVA~6kVA