パワエレって、そもそもナニ?

正式名称は「パワーエレクトロニクス」
パワーエレクトロニクスを略したものが「パワエレ」ということはご存じの方も多いと思います。 言うまでもなくパワーエレクトロニクスは、パワーとエレクトロニクスをつなげたもので、パワー(電力)に関する技術ということは何となくわかりますね。
パワー → 電力
エレクトロニクス → 電子工学(技術)
なお、一般的に電子工学では半導体が使われていることからパワエレは電力を扱うことのできるデバイス(パワエレ用半導体)に関する技術と言うこともできます。
電力をどのようにするのか?
ひと昔前まで電力と言えば発電所というイメージがあり、発電所が停電すると全ての電気製品が使えなくなるというのが当たり前でした。しかし、近年では太陽光発電や風力発電をはじめとして様々なところで発電がおこなわれています。これらの発電された電力は交流だけでなく直流の場合もあり、電圧も様々のため電力を使う場所(ユーザ)に合わせて変換することが必要になります。 そこでパワエレ用デバイスを使った電力を変換する技術「パワエレ」の出番という訳です。例えば、こんな感じで…
| 直流を交流に「変換」する | DC-ACインバータ | |
| 交流を直流に「変換」する | AC-DCコンバータ | |
| 直流を直流に「変換」する | DC-DCコンバータ | 一般的に異なる電圧に変換します |
| 交流を交流に「変換」する | AC-ACコンバータ | 一般的に異なる電圧に変換します |
このように、太陽電池パネルなどの直流を交流に変換して交流機器を動かすときなどにパワエレが活躍しているのです。
電力変換の効率とは
電力を変換するときの効率は高い方が良いと言われます。なぜでしょうか?例えば変換効率60%の場合、40%の電力が無駄に捨てられる(熱として放出される)ことになります。これが変換効率90%になると無駄に捨てられる電力は10%に減少し電力を有効に利用することができるからなんですね。
パワエレ関連の技術者は大電力に対応したパワエレ用デバイス開発や、高効率を実現できるパワエレ関連の変換回路設計など、様々な分野で活躍しています。

パワエレが使われている場所は?
パワエレは身近なところでは皆さんがふだん使っているPCの電源やエアコンのインバータなど様々な家電製品で使われており、さらに大電力インバータで省エネ走行を実現している電車など社会のインフラを支えている基盤技術になっています。
おわりに
すでに様々な分野で活用されているパワエレの技術は、今後ますます普及していくものと思われます。スイッチング電源などのコンバータやインバータはもちろんですが、カーボンニュートラルに貢献する電力回生技術を応用したパワエレ関連製品も見逃せません。
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