AIと行列計算の関係って、そもそもナニ?

はじめに
AIは人間の脳の神経回路を模したニューラルネットワークという仕組みで動いています。

この「特徴を抽出する」部分が、実はほぼ全部、行列計算でできています。
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具体例:「猫か犬か」を判定するAI
ステップ1:入力データを数値に変換
画像の各ピクセルの明るさを数値にします。

ステップ2:「重み(Weight)」をかけ算する
ニューラルネットワークは各接続に重み(どれだけ重要か)を持っています。

ステップ3:これをまとめると…行列計算!

この「重みの行列 × 入力ベクトル」が、ニューラルネットの基本動作そのものなんです。
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実際のAIはどのくらいの規模?
| モデル | パラメータ数 |
| 小さなモデル | 数百万 |
| GPT-3 | 1,750億 |
| 最新の大規模モデル | 数兆 |
つまり、行列のサイズが桁違いに巨大になるわけです。
なぜGPUが必要なの?
行列計算は「単純なかけ算・足し算を膨大に繰り返す」作業なので、 GPUの「大量並列処理」と相性が抜群なんです。
| CPU | GPU | |
| コア数 | 数十個 | 数千〜数万個 |
| 得意なこと | 複雑な処理を順番に | 単純な計算を同時大量に |
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まとめ

「AIが賢くなる」= 「行列の中の数値(重み)が最適な値に調整される」 とも言えます。学習とは、この膨大な行列の数値を少しずつ正解に近づける作業なのです。


