ディレーティングって、そもそもナニ?
温度ディレーティングについて誰にでもわかりやすく解説

ディレーティングとは?
例えば、マラソンなどの長距離ランナーは気温が高くなると体力の消耗が増加して普段の記録が出せなくなることは良く知られています。これと同じように様々なデバイスやスイッチング電源なども周囲の温度が高くなると普段の実力(定格)が出せないことがあります。これは、内部のデバイスを高温による損傷等から保護するために設計上設けられたものであり、「温度ディレーティング」と呼ばれます。
ディレーティングカーブ
下図は、あるスイッチング電源のディレーティングカーブです。周囲温度70℃までは負荷率100%(定格)まで流すことができますが、70℃を超えると負荷率が制限されており、80℃を超えると使用できなくなります。これが温度ディレーティングであり、ユーザは設置場所の環境温度に注意する必要があります。

関連情報
交流電源
小容量単相出力のベンチトップタイプから大容量の大型三相出力タイプまで幅広いパワーバンドをラインナップしております。600V出力に対応した専用機やマルチ出力などさまざまな用途やニーズに対応しております。
【スイッチング/リニア方式】500VA~90kVA
交流電源の周波数ディレーティング
6300/6500シリーズ交流電源は、オプションで最大500Hzまでの周波数を出力することが可能となりますが、周波数が高くなると内部素子の発熱により出力容量が制限されることがあります。これは「周波数ディレーティング」と呼ばれるもので負荷条件によって下図のような特性となっており、ご使用の際は注意が必要です。




