コージェネって、そもそもナニ?

コージェネとは、英語で Co-Generation と表記され、電気と熱を同時に発生させて利用する供給システムのことを指します。
発電機で電気をつくる際に発生する熱を無駄にせず、給湯や暖房などに有効活用できる点が特長です。

コージェネの仕組み

コージェネレーションシステムでは、ガスエンジンや燃料電池などを用いて発電を行います。
このとき、発電機の冷却水や排気ガスとして発生する熱を回収し、温水や蒸気として利用します。

なぜ効率が高いのか

通常の発電では、発電時に生じる熱の多くが大気中へ放出されてしまいます。
一方、コージェネでは電気と熱を同時に利用するため、エネルギー利用効率を高めることができます。

コージェネの主な用途

コージェネは、電気と熱の両方を必要とする施設で導入されています。

  • 工場や生産設備
  • 病院や福祉施設
  • 商業施設やオフィスビル
  • 集合住宅や地域エネルギー供給

コージェネが注目される理由

エネルギーの有効活用や環境負荷低減の観点から、コージェネレーションシステムは分散型エネルギーシステムの一つとして注目されています。
電力供給の安定化や非常時のエネルギー確保という面でもメリットがあります。