入力側過電圧試験は“検査の組み立て方”で対応できる

電源の過電圧試験というと、出力側の評価を想定される方が多いかと思います。
PowerTestSiteシリーズにおいても、出力側の過電圧試験であれば、専用の検査項目を用いることで比較的容易に実施が可能です。
一方で、「供試物の入力側に過電圧を印加して評価したい」というご要望をいただくことも少なくありません。
この場合、標準的な検査項目だけを前提に考えると、「入力側の過電圧試験は難しいのではないか」と感じてしまうことがあります。
しかし実際には、検査項目そのものではなく、試験の考え方や構成を見直すことで、入力側の過電圧試験も十分に実現可能です。
例えば、
- 過電圧をどの電源で発生させるか
- 検出機能を使うのか、電圧変化を制御するのか
- 過電圧をかけるだけなのか、復帰動作まで確認したいのか
といった視点で整理することで、試験方法の選択肢は大きく広がります。
特に、過電圧検出後に電圧を段階的に下げて復帰ポイントを確認するような試験では、専用の検査項目に依存しない構成が有効になるケースもあります。
PowerTestSiteシリーズは、あらかじめ用意された検査機能を使うだけでなく、検査プログラムの組み立て方次第で、さまざまな試験要求に柔軟に対応できるソフトウェアです。
入力側過電圧試験についても、少しの工夫を加えることで、お客様の評価したいポイントに沿った検査を構成することが可能です。
本コラムでご紹介した検査方法は、製品ページに作成例として追加しました。ぜひご覧ください。
製品情報
PowerTestSiteシリーズ®
電源自動検査ソフトウェア
永年に渡り電源自動検査に特化して完成された電源自動検査ソフトウェアです。スイッチング電源の検査に必要な試験項目が網羅されたパッケージで、検査プログラムの作成は必要なパラメータを入力するだけの誰でも使える簡単操作です。検査成績書の作成支援機能も標準でついております。



