数値パラメータの設定方法(指数表現方法)と設定範囲についての注意事項
SCATでの数値表現には小数表現(例:0.00015)と、指数表現(例:1.5e-3)がありMKSA単位系で表示されます。
また、指数表現の形式は(仮数部)e(符号)(指数部)
例
0.047 は 4.7e-3
95200 は 9.52e4
となり、使用できる指数記号は以下の通りです。
| p | 1.0e-12 | 
| n | 1.0e-9 | 
| u | 1.0e-6 | 
| m | 1.0e-3 | 
| k | 1.0e+3 | 
| M | 1.0e+6 | 
| G | 1.0e+9 | 
| T | 1.0e+12 | 
【注意点】
1.0e-6(マイクロン)を示す指数記号はuとなっており、1.0e+3(キロ)を示す指数記号は小文字のkとなっています。
また、PC内部での演算精度からシミュレーションする回路での素子定数の設定範囲は1.0e12程度が最適であり1.0e17〜1.0e18を越える素子定数の設定では演算誤差が発生します。

