DCモーター試験では、機械的な制動時(例:ブレーキ等)に逆起電力が発生します。これは回転する運動エネルギーを制動する際、逆方向にエネルギー消費が必要となるからです。よって試験において発生した逆起電力を吸収させる必要があります。逆起電力発生時、電圧が上昇する現象を利用し電子負荷のCVモードを使い指定電圧でクランプさせることで、逆起電力を消費させることが可能です。一般的な電子負荷はCVモードが遅い為、逆起電力全てを吸収することができませんが、当社高速応答電子負荷は、定電圧(CV)モードの応答開始時間が2msecと高速応答の為、逆起電力を遅れなく消費させることが可能です。
テストイメージ

特長
- オシロライクな操作性。抵抗負荷と同様の特性をもち電流遅れのない立ち上がりを実現
- CVモードにおいて、応答時間45msecと応答開始時間2msecと高速CV応答
- 電流立ち上がり時において、負荷電流オーバーシュートなくLoad ONが可能