ダイオードって、そもそもナニ?

ダイオードの性質

ダイオードの電気回路記号は「矢印」と似ているため、電流を片方向にしか通さないということは想像しやすいかも知れません。 実際にその通りで、代表的なダイオードの特性として電流は矢印の方向にしか通しません。これが「半導体」と呼ばれる所以というわけです。

ダイオードの電気回路記号

ダイオードの役割

一般的にダイオードは次のような役割で使われます。

  • 電源の整流回路
    ACアダプタなどで交流から直流に変換する回路(シリコンダイオードなど)
  • 電圧の一定化
    定電圧ダイオード(ツェナーダイオード)の定電圧効果を利用
  • ラジオの検波回路
    放送電波から音声信号を取り出す(ゲルマニウムダイオードなど)
  • 照明など
    発光ダイオード(LED)を利用
  • 光センサー回路
    フォトダイオードを利用

合わせて読みたい

ダイオードの種類

主なダイオードは、その特性で分類すると以下のようなものがあります。

  • PNダイオード
    ゲルマニウムやシリコンなど半導体のPN接合によるダイオードで、整流や検波用に利用されている
  • 定電圧ダイオード
    ツェナーダイオードとも呼ばれ、逆方向電圧の定電圧効果を利用して定電圧電源回路などに使用されている
  • 定電流ダイオード
    CRD(Current Regulative Diode)とも呼ばれ、1 ~ 15mAの定電流特性を持つ。ダイオードと呼ばれているが、内部はFETであり一般的なダイオードと異なり整流には使えない
  • 可変容量ダイオード
    バリキャップ(Variable capacitance diode)とも呼ばれ、逆方向電圧によって静電容量を可変できる可変容量コンデンサの一種。デジタルチューナのVCO(電圧制御発信器)に広く使われている
  • 発光ダイオード
    言うまでもなく広く普及しているLED(Light Emitting Diode)
  • フォトダイオード
    発光ダイオードとは逆に光の照射によって流れる電流を制御できるダイオードで、光センサー等に使われている

関連ページ

直流電源
直流電源

【回路方式】:スイッチング方式
【定格電力範囲】:200W~300kW(並列接続含)
【定格電圧範囲】:10V~1,600V

直流電子負荷
直流電子負荷

【回路方式】:ドロッパー方式
電子負荷入力:直流
定格電力範囲:40W~192kW(並列接続含)
定格電圧範囲:30V~1,200V
定格電流範囲:3A~16,000A(並列接続含)

LED電子負荷
LED電子負荷

回路方式:ドロッパー方式
電子負荷入力:直流
定格電力範囲:150W~3.6kW
定格電圧範囲:300V~600V
定格電流範囲:6A~24A

半導体(パワーデバイス)試験
電子負荷を用いた半導体レーザや光源LED向けパルス電流発生装置

半導体レーザ(LD)や光源用LEDの駆動には、パルス電流(矩形波)による制御が必要となります。特に半導体レーザでは、μsオーダーの電流パルスを発生させる専用の駆動電源が必要でした。電子負荷LoadStationシリーズは、1μsの電流パルス幅を汎用電源との組合せで再現することが可能です。