回生電子負荷による太陽光パネルのMPPT試験

太陽光パネルのI-V特性試験を実施する際、リニア(ドロッパー)方式の電子負荷装置を使用すると、電子負荷装置に流した電流(電力)の多くが熱として無駄に放出されます。
これに対して回生方式の電子負荷装置を使うと、熱として放出される電力が最小になり90%以上の電力を再利用可能となりますので、試験に必要な電気料金も低く抑えることができます。

解説

回生電子負荷による太陽光パネルのMPPT試験機器構成例

製品情報
回生型電子負荷(交直両用)
Ene-phant®シリーズ
回生型交直両用電子負荷 10kWモデル

系統への電力回生機能を有した10kWの回生型電子負荷です。交流、直流の両方に対応しており、インバータ出力やAC/DCコンバータ出力に1台で対応が可能です。UPS試験などに最適です。
【スイッチング式】 単体10kW、並列接続~50kW