使用・活用方法
Microsoft Excelによる自動計測
Microsoft 社のExcelは表計算ソフトウェアとして広く普及しています。このExcelにはマクロ (プログラム)開発環境としてVisual Basicが組み込まれており、計測器をコントロールする自動計測プログラムを比較的容易に作成することができます。また、Excel のワークシート上で作成できるため、測定結果をセルに取り込んでグラフ化するのも簡単です。
容量自由自在な回生電子負荷装置
双方向電源NTシリーズのDC/DC片方向ユニット(NT-LD-2000E)とAC/DC双方向ユニット(NT-AD-2000)と組み合わせることで2kWの回生電子負荷装置を構築することができます。従来エージング試験で熱として捨てていた電力を回生し、回生先は系統以外にも、DC/DC双方向ユニット(NT-DD-2000)を増設することで蓄電池へも供給可能です。
ハンドキャリー可能な耐圧試験器
従来の耐圧試験器は電取法により規定された電流100mA(500VA)に対応したものが多いため、重いのが一般的でしたが、現在はPSE(電安法)に移行され、規定電流は10mAまでとなったため従来と比較すると大幅に軽い耐圧試験器も普及し始めています。弊社では10kg以下の耐圧試験器をリリースしており、従来の500VA耐圧試験器と比較すると半分以下の軽さとなっておりますので容易にハンドキャリーが可能です。
入力電圧の変動に強い耐圧試験器
一般的な耐圧試験器は、商用ACの入力電圧をトランスを使い昇圧して、高圧出力電圧としております。この方式では入力電圧の変動が高圧出力に影響するため、正しく検査できないことがあります。安全試験器7000シリーズは安定化電源を内蔵しており、電圧変動のない安定した高電圧を出力できますので、より信頼性の高い検査が可能です。
突入電流(起動電流)に強い交流電源とは?
突入電流が大きい場合、交流電源のリミット機能が働きアラームによる停止となったり、耐えられるように大容量の交流電源を検討したりと、運用と選定には苦労がつきものですがこれは突入電流に強い6000 シリーズを使用することにより […]
DC耐圧試験でのプローブ接触確認
耐圧試験では高圧印加時の漏れ電流を測定する為、試験プローブが試験物と接触していない場合電流が流れず合格となることがあります。AC耐圧試験の場合試験物にあるストレー容量に流れる電流値を下限リミットとすることでコンタクトチェックをすることができますが、DC耐圧試験の場合ストレー容量に電流が流れない為コンタクトチェックが困難でした。このような場合、チャージLow機能により容易にコンタクトチェックをすることが可能です。
オールインワン安全試験
多機能安全試験器SE7441は、一般的な安全試験に必要な「AC耐電圧・DC耐電圧・絶縁抵抗・アース導通試験」の4種類の試験機能を全て内蔵しており、「オールインワン安全試験」が可能です。さらに、内蔵スキャナによりパソコンを使用せずに安全試験器単体で自動化することもできますので切り替え機などを作成する必要がなく、コストと手間を省くことができます。
省スペース三相交流電源
多くの三相交流電源は、3台の単相交流電源を位相差発生器により外部制御して実現しています。この方式では単相交流電源としても使用できるというメリットが有る反面、単純に3倍の設置スペースが必要になるというデメリットがあります。ここでは省スペースな三相交流電源についてご紹介します。
環境を意識したMG(モータジェネレータ)の代用品
大容量の交流電圧源は従来大型のMG(モータジェネレータ)を使い、エンジンから発電しておりました。低炭素社会に伴い、CO2排出につながるMGは頭を悩ませる問題です。またMGでは固定周波数・固定電圧となり、使用用途を制限してしまいます。MGの代用として交流電源が最適です。
交流電源による単相→三相変換
災害などで電力供給が停止したときに電気自動車のバッテリーを使って電力を賄う製品が実用化されています。このような製品によりバッテリーの直流を交流に変換し、様々な電気製品の電源として供給することが出来ますが、変換される交流は「単相」であり、エレベータなどの電源(三相)としては使用できません。










