安全試験器
IKシリーズを用いたディスコン棒及び高電圧検電器の自主試験方法について
労働安全衛生規則第351条で、事業者には絶縁用保護具等を6月以内ごとに1回、定期に絶縁性能について自主検査をし、3年間記録保存が義務付けられています。IKシリーズは、絶縁用保護具(電気用ゴム手袋、電気用安全帽、電気用長靴)の自主試験のみ可能でしたが、耐電圧部をAC20kVへ変更することにより、ディスコン棒(操作用絶縁俸)及び高電圧検電器の自主試験も可能となります。ただし水槽治具のように高電圧部の安全面が担保されない露出試験となる為、試験時は高電圧に注意して試験を実施する必要があります。
より安全な作業の為に二重化された安全試験器の感電防止機能
数KHz~数十KHzで開閉を繰り返すような直流回路(SW素子または開閉回路)において、接点閉(通電)時の電流制御が可能な負荷装置についてご紹介します。
労働基準法で定められた重量物以下の軽量安全試験器
半波整流電圧波形生成は、ダイオードを使用する方法とハイエンドタイプの交流電源を用い、専用のソフトウェアを使って波形生成可能ですが、別途パソコンの準備が必要ですが、8500 ADVシリーズはパソコンやソフトウェアを別途用意することなく出力設定が可能です。
アース導通(GB)と耐電圧(ACW,DCW)を同時に試験可能な安全試験器
アース端子を持った電子機器に対して、耐電圧試験の他にアース導通試験の実施も必要となります。このアプリでは、安全規格適合アナライザ「8200シリーズ」を使ったより効率的な試験についてご紹介します。
供試製品(DUT)へ通電中に耐電圧試験可能な安全試験器
トランスの励磁電流は、1次巻線と2次巻線を磁気結合するために、1次側に必ず流れなければならない電流であり、2次側が開放(無負荷)の状態で1次側に流れる電流です。一般的に励磁電流の大きさは、トランスの電流容量の1/100程度と言われております。トランスの誘導耐電圧試験において交流電源を用いて試験するケースがありますが、交流電源の出力回路方式において、出力にDCオフセットが発生してしまう方式がある為、励磁電流が正しく流れずに試験できないことがあります。弊社交流電源6700シリーズは出力トランス方式を採用し、出力にDCオフセットが発生しない為、トランスの誘導耐電圧試験に最適です。
保護等電位ボンディング試験に対応可能なアース導通試験器
保護等電位ボンディング試験において、試験ポイント間の電圧降下値の範囲が指定されている場合があります。一般的なアース導通試験器は抵抗測定のみである為、電圧降下時の電圧測定をすることができません。ポータブルACアース導通試験器260シリーズではオプションにて抵抗値定から電圧降下測定へ変更することが可能となっており、試験時における電圧降下測定が可能となっており、指定電流時の電圧条件を監視することが可能です。判定基準は抵抗値で規定されておりますが、本オプションを採用時は抵抗値=電圧降下値÷試験電流値の計算式から抵抗を求めることが可能です。
アーク放電検出機能を用いたモーター用エナメル線の耐電圧試験
モーターコイルを製造する際エナメル線をポールに巻き付けますが、巻き付ける際に傷をつけてしまう恐れがあります。一般的には絶縁抵抗試験を実施し絶縁不良の結果から傷の有無など製造時の不良を確認しますが、ピンホールのような非常に小さい傷は絶縁抵抗試験では検出できません。アーク放電検出機能のある耐電圧試験器を用いることで非常に小さい傷から発生するアーク放電電流(周波数成分を持った漏れ電流)を検出することができ、より品質の高い試験を実施することが可能です。
プリント配線板(PWB)の絶縁抵抗試験に最適な多チャンネル切替器
プリント配線板(PWB)は多層化が進み、電源層以外にも大電流パターンや高電圧に耐えられる沿面距離の確保などに利用されております。SC6540シリーズは、スキャナチャンネルの出力状態を高圧側、リターン側、オープンの3つの状態の設定をすること可能です。
電子負荷を利用した電流重畳可能な大電流定電流電源
複数のDUT(供試物)へ耐電圧試験を実施する場合、今までは切替器を用いたシーケンス動作(ステップ出力)しかできませんでしたが、ESM-500シリーズはモジュール式でフレキシブルにチャンネルの構成でき、各CHの出力がパラレル(同期出力)運転することが出来ます。
燃料電池や太陽電池モジュールの絶縁耐力試験器
電気設備は、絶縁耐量が維持できているか試験を行う必要があります。技術的要件は省令によって規定されており「電気設備の技術基準の解釈」によって、具体的な判断基準が設けられております。
弊社ESTシリーズは交流以外にも直流の耐電圧試験が可能で、絶縁耐力試験の技術的要件を全てカバー可能です。










