交流電源
電気掃除機用ACモータ駆動回路の負荷変動試験
電気掃除機用ACモータの駆動回路を評価する際、交流電子負荷装置を使うことで過剰な吸い込み(負荷)状態を意図的に再現したり、長時間の電源ON/OFF繰り返し試験を容易に行うことが可能です。このアプリでは、交流電子負荷装置を使った「電気掃除機用ACモータ駆動回路の負荷変動試験」についてご紹介します。また、プログラマブル交流電源を使った電源入力の変動試験についても合わせてご紹介します。
交流電源による交通インフラ設備のAC480V試験
交通インフラ用設備の電源系統は一般的な三相200Vではなく、独自の電圧(三相480Vなど)により稼働しています。これらの設備を一般的な交流電源(出力電圧=300Vmax)を使って試験する場合、出力電圧が不足する場合があります。このような場合、600V出力オプションを選択可能な当社の交流電源を使用することにより、問題なく試験することが可能です。
V2Hシステムの連続評価試験
このアプリでは、V2H(Vehicle to Home)システムを評価するために必要な機器についてご紹介します。Vehicle(EV)を模擬するための交流電源、系統を模擬するための交流電源、及び系統側の負荷を模擬するための交流電子負荷装置により構成されます。
交流電源のプログラム機能によるモータ起動
モータなどを駆動する場合、起動時に大きな起動電流(突入電流)が発生します。従来は、この起動電流を減少させるため、電圧を徐々に(手作業で)上昇させる方法が一般的でした。このような場合、当社交流電源6000シリーズの「プログラム機能」を使うことにより最小1秒間隔で電圧を自動的に上昇させることが出来ますので、手作業と比較して効率的に起動することができます。
独立系統による実証実験システム
開発中のPCS(パワーコンディショナー)は、当然ながら認証を受ける前のため、系統に接続した運転試験を行うことは出来ません。このような場合、実際の系統から独立した系統、いわゆる「模擬系統」が必要となります。このアプリケーションでは、逆電流保護回路を内蔵した交流電源により模擬系統を構築した例をご紹介します。
三相400Vを超える電圧の設定
当社交流電源の出力は三相4線式となっており、出力の最大電圧(相電圧)は300V となります。
これに対して三相電源を必要とする多くの機器は三相3線式となっております。このような場合、以下のような点を考慮すれば三相4線から三相3線の機器に電源供給することが可能です。
交流電源による電動機の効率的な試験
送風機やブロアなどに内蔵されている電動機(モータ)は、起動時に大きな「起動電流」が流れます。この起動電流が原因で試験ができないことがあります。電動機に供給する電源の保護回路やブレーカが働くことがあるからです。当社の交流電源は、大きな起動電流が流れても安定して供給できる、独自の「過電流フォールドバック機能」を搭載しており、安心かつ経済的です。
JIS B8615-1(B8615-2)に準拠した交流電源
このアプリケーションでは、JIS B8615-1(B8615-2)や(社)日本冷凍空調工業会で規定されているルームエアコンおよびパッケージエアコンの運転試験方法で規定されている供給電源能力に準拠した交流電源についてご紹介します。
交流電源による異常電圧シミュレータ
サージ&ドロップ機能を持ったプログラマブルリニア交流電源6700シリーズに600V出力オプションを追加することにより、最大848Vpeakのサージ電圧を発生することが可能となります。このアプリでは、出力電圧=200Vrmsを設定し、これに500Vpeakのサージ電圧を印加する例をご紹介します。
回生電子負荷による大容量スイッチング電源の試験
このアプリでは、交直両用回生電子負荷装置Ene-phantシリーズを使った、大容量スイッチング電源の試験についてご紹介します。大容量スイッチング電源の試験を行う場合、言うまでもなく入力側の交流電源や出力側の電子負荷も大容量の機種が必要となりますが、出力側の電子負荷に回生タイプを使用することにより試験に必要なトータルの消費電力を低く抑えることができます。










