産業・電気機器
三相系統と単相系統のエネルギー相互変換
このアプリでは、双方向電源NTシリーズを使った「三相系統と単相系統のエネルギー相互変換」についてご紹介します。AC/DC双方向コンバータを三相側には各相用に3台、単相側には並列動作で2台使用し、これらにより直流に変換された電力を双方向DC/DCコンバータ(絶縁型)を介してエネルギーの相互変換を実現します。
直流給電(HVDCバス)のバス電圧安定化
PVや風力などの自然エネルギーによる発電は、環境の変化によって出力電力は変動しますが、MPPT(最大電力点追従)制御をおこなっても発電効率があがるだけで不足電力に関しては補う必要があります。発電したエネルギーをHVDCバスを介して直流給電を行う場合、前述のように不足電力が生じ、例えDC/DCコンバータにて安定化しても、バス電圧は不安定となります。このような場合、AC/DC双方向コンバータを使ってHVDCバス電圧を安定化させることができます。
既存のPV・PCSにバッテリー蓄電機能を追加
双方向電源NTシリーズは、単独でPV・バッテリー・系統を接続するインバーターユニットですが、既に設置された太陽光発電システムにバッテリー蓄電機能を追加することも可能です。双方向電源NTシリーズは、メーカーや仕様に制限がなく自由度が高いことから、既存の設備を有効活用して、少ない初期投資でスマートグリッドの実証実験環境を構築することが可能です。
PCS(パワーコンディショナ)の連続運転評価
当社の交流電源EABシリーズはその構成により単相2線、単相3線及び三相3線出力が可能であり、逆電流保護回路を内蔵しております。また、交流電子負荷装置3260Aシリーズは最大で12.6kWまで対応可能であり、無償公開のソフトウエアを使うことにより電力変化の模擬をシーケンス動作で簡単に行うことができます。
V2Hシステムの連続評価試験
このアプリでは、V2H(Vehicle to Home)システムを評価するために必要な機器についてご紹介します。Vehicle(EV)を模擬するための交流電源、系統を模擬するための交流電源、及び系統側の負荷を模擬するための交流電子負荷装置により構成されます。
交流電源のプログラム機能によるモータ起動
モータなどを駆動する場合、起動時に大きな起動電流(突入電流)が発生します。従来は、この起動電流を減少させるため、電圧を徐々に(手作業で)上昇させる方法が一般的でした。このような場合、当社交流電源6000シリーズの「プログラム機能」を使うことにより最小1秒間隔で電圧を自動的に上昇させることが出来ますので、手作業と比較して効率的に起動することができます。
独立系統による実証実験システム
開発中のPCS(パワーコンディショナー)は、当然ながら認証を受ける前のため、系統に接続した運転試験を行うことは出来ません。このような場合、実際の系統から独立した系統、いわゆる「模擬系統」が必要となります。このアプリケーションでは、逆電流保護回路を内蔵した交流電源により模擬系統を構築した例をご紹介します。
交流電源による電動機の効率的な試験
送風機やブロアなどに内蔵されている電動機(モータ)は、起動時に大きな「起動電流」が流れます。この起動電流が原因で試験ができないことがあります。電動機に供給する電源の保護回路やブレーカが働くことがあるからです。当社の交流電源は、大きな起動電流が流れても安定して供給できる、独自の「過電流フォールドバック機能」を搭載しており、安心かつ経済的です。
小容量風力発電機器の試験
このアプリでは、小容量の風力発電装置(太陽光発電と連携したハイブリッドタイプ含む)について、各種試験に必要な機器をご紹介します。各機器の詳細につきまして、詳しくはWeb製品ページもしくは弊社営業部までお問い合わせください。
JIS B8615-1(B8615-2)に準拠した交流電源
このアプリケーションでは、JIS B8615-1(B8615-2)や(社)日本冷凍空調工業会で規定されているルームエアコンおよびパッケージエアコンの運転試験方法で規定されている供給電源能力に準拠した交流電源についてご紹介します。










