全般共通
6000シリーズ交流電源の出力可能な電流
6000シリーズ交流電源は電圧レンジ150Vと300Vの2レンジを持っており、それぞれ出力可能な最大電流があります。しかし、容量(電力)制限される為、電圧レンジにおける最大電圧(150Vまたは300V)では最大電流の出力はできません。系統電圧源の模擬電圧源として、115V設定または230V設定で最大電流が流せるように設計されております。
三相交流電源の結線(3線式・4線式)ノウハウ(動画あり)
このアプリでは、三相交流電源6300シリーズと負荷の接続例についてご紹介します。6300シリーズの出力電圧設定は、基本的に「相電圧」であり、供試物の入力電圧が「線間電圧」で規定されている場合は注意が必要です。また、一部の国の電源電圧試験を行う場合、標準の出力電圧300Vでは不足する場合があります。このような場合の試験方法についてもご紹介します。
リミット機能を使った定電流交流電源の構成例
一般的に交流電源は定電圧源として動作しますが、6000シリーズでは外部に抵抗負荷を接続し過電流フォールドバック機能と電流リミット動作をさせることで、ソフトウェア的に定電流動作が可能です。リミット電流は最小0.01Aから設定することができます。 20A程度であれば、市販の抵抗負荷と組み合わせることでお手軽に定電流源として動作することができます。
交流電源の遠隔リモートコントロール
交流電源を隣室に置き、遠隔操作したい場合インターフェースが必要となりますが、広く普及している計測器用インターフェース(IEEE488)はケーブル長2mを規定しており、特殊な方法を用いない限り対応できません。また、RS-232Cは10m程度まで延長可能ですが、コントロール用PCと専用のソフトウェアを作成することが必要となります。
三相交流電源の出力結線方式
現在普及している三相交流電源は三相4線式で出力するものが多く、各相の出力(R, S, T)とは別にニュートラル(N)端子を持っているのが一般的です。三相4線式の交流電源は、負荷となる供試物の入力形態にあわせ、三相3線式(R,S,T)でも接続可能です。ただし、出力電圧の設定は、基本的に「相電圧」での設定となりますので、3線式での「線間電圧」とは異なるため注意が必要です。
三相交流電源を単相交流電源として使うには
6300 シリーズ交流電源は、三相交流電源となっていますが、フロントパネルのマルチタップコンセントから単相出力、リアパネルの端子台から3相をそれぞれ出力することができます。特別な切り替えを行わずに単相及び3相の出力が可能となっており、被試験物の電源入力形式に合わせて簡単に接続することができます。
大容量AC/DCコンバータ試験の自動化
大容量のスイッチング電源(AC/DCコンバータ)を試験するためには、大容量の交流電源と大容量の直流電子負荷装置が必要となります。このアプリでは、これらの機器を自動検査ソフトウエアPowerTestSiteMINIによりコントロールし自動検査システムを構築した例をご紹介します。
電子負荷のスイープモードとは
電子負荷Load Stationシリーズは、従来に無いスイープモードにより、スイッチング電源の過電流保護(OCP)試験や、各種電池のI-V特性試験などを電子負荷単体で行うことが可能となりました。測定するだけでなく、見やすい大型カラーLCDに測定結果をグラフ表示することも出来ますのでPCレスで容易に試験を行うことができます。
大容量直流電子負荷による大電流負荷試験
直流電子負荷はブースタ(マスタースレーブ)機能を持っていなくても並列動作をすることが可能です。このアプリでは、複数の電子負荷に個々に設定する方法と、電子負荷の外部制御入力を使ってファンクションジェネレータから設定する方法をご紹介します。
直流電源出力のインターロック
高電圧の直流は同じ電圧の交流と比較して感電時に人体へ及ぼすダメージは大きくなるため、直流電源を使用する際は安全対策にも配慮が必要です。
このアプリでは、直流電源のI/Oコネクタをインターロックに利用した例についてご紹介します。










