PFC(力率改善回路)って、そもそもナニ?

PFCとは Power Factor Correction(力率改善) の略で、電源機器の入力側において力率を改善し、高調波電流を抑制するための回路のことです。

一般的なスイッチング電源では、入力電流が電圧の波形に対して歪んだ形で流れるため、力率が低下し、高調波電流が発生します。
この高調波電流は、電力系統への悪影響(設備の発熱、電圧歪みの増加など)を引き起こす原因となります。

そのため、各国で高調波電流抑制規格(IEC規格など)が制定されており、一定容量以上の電源機器にはPFC回路の搭載が事実上必須となっています。

PFC回路を内蔵することで、

  • 入力電流を電圧波形に近づける
  • 力率を1に近づける
  • 高調波電流を低減する

といった効果が得られ、電力を効率よく使用できるようになります。

なお、PFCには主にパッシブPFCアクティブPFCの2種類があり、近年では高い力率改善効果を持つアクティブPFCが多くのスイッチング電源に採用されています。

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