リーケージカレント(タッチカレント・漏れ電流)試験における無停電極性切換
一般的な漏れ電流試験器で入力の極性を切り替える場合、いったん電圧を落とすこと(=停電)が必要となっています。このため、エアコンや冷蔵庫などでは停電後の再起動に時間を要するため試験時間が無駄に長くなる可能性があります。
このような場合、電源入力の極性切替は行わず測定側の経路を切り替えることにより、結果的に同等の試験となり、試験時間の大幅な短縮が可能です。
解説

製品情報
620L
タッチカレント試験器
7種の測定用模擬回路を内蔵し、外部にも模擬回路を追加可能。様々な規格に対応し、医療機器の試験に最適です。また最大電圧で277Vrms、最大電流で40Arms時の漏れ電流測定ができ、輸出機器(入力電圧100Vrms-240Vrms)や大型機器の漏れ電流を簡単に測定することができます。



