安全試験でのアーク放電検出

絶縁ケーブルのピンホールやPC基板のパターン間に発生するアーク放電は、通常の耐圧試験では検出することができません。このアーク放電は、将来的にその製品を使用中に不良となる可能性があり、品質向上のためにはアーク放電の検出が有効です。当社の7000 シリーズは、ほとんどのモデルにアーク放電検出機能が装備されており、通常の耐圧試験中では検出できない絶縁ケーブルのピンホールやPC基板上のパターン間不良について、10kHzのパルス状のアーク放電電流を測定し判定することができますので、より厳しい試験が可能となります。

解説

アーク放電検出の概要

製品情報
7700シリーズ
7700シリーズ
超高電圧耐電圧試験器

最大電圧20kV対応で絶縁素材の評価に最適。JISC2110試験に準拠可能な超高電圧耐電圧試験器です。
【耐電圧】AC10kV~20kV、DC12kV~20kV