まるで電子抵抗って、そもそもナニ?

はじめに

直流電子負荷装置は、電源やバッテリーなどの電気機器の性能評価や試験に不可欠な機器です。その中でも、当社の「Load Stationシリーズ」は、「まるで電子抵抗」と呼ばれる高速電流応答技術を搭載しており、最小動作電圧の概念が無く理想的な負荷特性を実現しています。

「まるで電子抵抗」とは?

この表現は、電子負荷装置が物理的な抵抗器のように振る舞うことを意味しています。具体的には、電子負荷の電流が0V付近から非常に高速に応答し、まるで理想的な抵抗器のように動作することを指します。これにより、電源やバッテリーの特性をより正確に評価することが可能となります。

Load Stationシリーズの特長

Load Stationシリーズは、主に以下の特長を備えています

特長概要
高速電流応答電流の立ち上がりや変化に対して迅速に応答し、最小動作電圧の概念が無く理想的な負荷電流を実現しています。
多彩な負荷モード定電流(CC)、定抵抗(CR)、定電圧(CV)、定電力(CP)など、6種類の負荷モードに加えてダイナミック、スイープ、シーケンスなどの動作が可能です。
直感的な操作性普段から使い慣れているオシロスコープのようなボタン配置と操作性を採用し、使いやすさを追求しています。

これらの特長により、Load Stationシリーズは、電源やバッテリーの試験、パワーエレクトロニクス関連の評価など、幅広い用途で活躍しています。

まとめ

「まるで電子抵抗」という表現は、電子負荷装置が理想的な抵抗器のように高速かつ正確に動作することを示しています。当社のLoad Stationシリーズは、この技術を活用し、多様な試験ニーズに応える高性能な電子負荷装置として、多くの現場で採用されています。

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