デバイスドライバって、そもそもナニ?

はじめに
パソコンやスマホを使っているとき、「デバイスドライバ」という言葉を耳にしたことはありませんか?
「インストールしてください」とか「更新が必要です」と言われても、いまいちピンとこない…。
そんな“デバイスドライバ”について、できるだけやさしく解説します!
デバイスドライバとは?
デバイスとは?
コンピュータの世界で「デバイス」とは、パソコン本体の中や外にある様々なハードウエア部品――たとえば「キーボード」「マウス」「プリンター」「USBメモリ」「ディスプレイ」「スピーカー」などのことです。
ドライバとは?
これは「運転手(driver)」という英単語。
デバイスドライバ=「ハードウエア部品(デバイス)の運転手」ということになります。
つまり、デバイスドライバは「コンピュータとそのハードウエア部品をつなぐための特別なプログラム(ソフトウェア)」であり、これがないとパソコンはデバイスをコントロールできません。
どんなしくみ?
たとえば新しいプリンターをパソコンにつなげるとします。
プリンター本体には色々な“決まり”や“使い方”があります。でも、パソコン本体はプリンターの細かい仕組みを知りません。
そこで「プリンタードライバ」が必要です。
プリンタードライバは、パソコンに「このプリンターをこうやって動かすんだよ」「こうして印刷すればOKだよ」と教えてくれます。
イメージ例:
- 人間(パソコン)がフランス語しか分からない
- ハードウエア部品(プリンター)はドイツ語しか分からない
- そこで「通訳(ドライバ)」が間に入って、会話を手伝ってくれる
こんな感じです!
デバイスドライバの種類
デバイスドライバは色々なデバイスごとに必要です。たとえば…
- キーボードドライバ … キーボード入力をパソコンに伝える
- マウスドライバ … マウスを動かしてパソコンに位置情報を伝える
- サウンドドライバ … 音を鳴らすために必要
- グラフィックドライバ … 画面表示や3Dゲームで大切
- プリンタドライバ … 印刷を可能にする
- USBドライバ … USBメモリや外部機器とやりとりする
他にも「Wi-Fi」「Bluetooth」「Webカメラ」など、たくさんのデバイスドライバがあります。
どうしてアップテートやインストールが必要なの?
新しいデバイスを使おうとすると、対応していない(ドライバが入っていない)ために動かないことがあります。
また、ドライバが古いと「不具合」や「セキュリティの問題」が起きることも。
だから、デバイスドライバはときどき更新(アップデート)したり、新しくインストールする必要があるのです。
まとめ
- デバイスドライバとは「パソコンと各種デバイス(マウス、キーボード、…etc)をつなぐプログラム」
- 種類はいろいろ!デバイスごとにドライバがある
- ドライバがないとデバイスがうまく使えない
- アップデートやインストールも大事!
パソコンを「ちょっと便利に」「もっと安心して」使いたい人にとって、デバイスドライバの存在は欠かせないのです。
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