電源自動評価ソフトウェアTPは、スイッチング電源の各種特性を自動計測し評価リポートの作成までトータルに支援するものです。

TP導入前

1機種の評価リポート作成に2~3週間必要

【例】

  • 計測に必要な機器の準備(2~3日)
  • 計測データの取得(1週間)
  • リポート作成(1週間)

TP導入後

1機種の評価リポート作成は1週間以内で完了

【例】

  • 評価プログラムの作成(1日)
  • 自動計測の実行(2~3日)
  • 評価リポートの作成(2~3日)

このように、電源自動評価ソフトウェアTPの導入により製品の評価に要する期間を半分以下に短縮し、結果として設計開発などのクリエイティブな業務に時間を有効活用することができます。

ソフトウェアの名称概要
Process Creator
(プロセスクリエータ)
自動評価をするためのプロセス(試験プログラム)を作成・編集・実行し実行結果(測定値、波形データ)をPCのハードディスクに保存します。
Report Creator
(リポートクリエータ)
Process Creatorにより保存された実行結果の内容から必要なデータを抽出し、評価リポートを作成・印刷します。
また、必要に応じてMicrosoft Excelにデータを転送しリポート作成することも可能です。

自動評価ソフトウェアTPは、自動評価システムPW-6000に組み込まれます。PW-6000のお見積りとしてご依頼ください。

機種IBM PC-AT 互換機
CPUPentium Ⅲ 1GHz 以上
メモリ512MB以上
HDD5GB以上の空き容量
OSWindows 7 (32bit)

自動評価ソフトウェアTPでは、下図のような流れにそって自動評価を実行します。Process Creatorで評価プログラムの作成・編集・実行・デバッグを行い、Report Creatorでは取得された各種データファイルを元に評価リポートの作成を支援します。

サンプルプログラム1(出力特性)

サンプルプログラム2(入力特性)

サンプルプログラム3(リップル波形)

ファイル形式保存場所備考
数値データASCIIPC内のHDDReport Creatorにより、表、グラフとして出力(印刷)することができます。
波形データ(1)バイナリPC内のHDDReport Creatorにより、波形として出力(印刷)することができます。
波形データ(2)BMP, JPEG等の画像ファイル(※)DSO内の各種メディアDSO内の各種メディア使用するDSO(デジタルオシロスコープ)の機能により自動評価で取得された波形を画像(イメージ)ファイルとしてDSO内に保存します。
波形データ(2)用対応表CSV(カンマ区切り形式)PC内のHDDDSO内に保存された波形ファイルの名称、評価条件等がリスト化されたCSV形式のファイルです。

※DSO内に保存可能なファイル形式は使用するDSOの機種に依存します。

ダイジェストカタログ

この動画では、TPを使った評価プログラムの作成手順をご紹介致します。

このお役立ち情報では、「電源自動検査システムPowerTestSiteシリーズソフトウェア対応機器一覧」の情報がご覧いただけます。

記載されている仕様・形状等は、改良等により予告なしに変更されることがあります。最新の製品情報につきましては、当社までお問い合わせ頂けますようお願い致します。