- モジュールそれぞれにコントロールインターフェースとディスプレイを搭載
- CC/CR/CV/CP/ダイナミックモードの他、CC+CV、CP+CV負荷モードのご利用可能
- 最大4倍(1秒間)の電力・電流まで引くことが可能
3310Gシリーズは7種類の負荷モジュールと3種類のフレームを組み合わせることで様々な用途に対応することができる、プラグイン方式の電子負荷です。
¥207,000 ~ (本体標準価格・税抜)
お気軽にお問い合わせください。044-223-79509:00-18:00 [土日・祝日除く]
お問い合わせ特長
・電圧、電流、電力値を大型LCDディスプレイに同時表示することができます。
・内蔵テストモードには、バッテリ放電、BMS、ヒューズ/ブレーカトリップ/非トリップ、短絡、OCP、OPPテストモードが含まれます。
・3302G〔シングルチャネル〕、3305G〔デュアルチャネル〕、3300G〔クワッドチャネル〕のメインフレームに構成可能で、各メインフレームには最大150セットのストア/リコールメモリがあります。
多様な負荷モジュールをスマートに収納する専用フレーム
フレームは1台で最大8チャンネルまで対応(デュアルチャンネル実装時)。コンパクトなシステム構築が可能となります。
※右はデュアルチャンネルモジュール4台を実装した例
・トータル150種類メモリとプログラムシーケンス機能
・RS-232C, GP-IB, USB, LANから選べるインターフェース(工場出荷オプション)
仕様
本体標準価格(税抜):¥207,000 ~ ¥313,000
※ 負荷モジュール単体は電源供給機能などがないため、フレームなしでご利用頂くことはできません。必ずフレームをご用意下さい。
※「3300Fシリーズ」のフレームと互換性はありません。
型名 | 仕様 | 標準価格(税抜) | |
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フレーム | 3300G *3 | 4CHメインフレーム | ¥216,000 |
3302G *3 | 1CHメインフレーム | ¥136,000 |
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3305G *3 | 2CHメインフレーム | ¥181,000 |
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汎用負荷 シングルチャンネル | 3310G *1,*3 | ノーマルモード 60V/30A/150W ---> ターボモード 60V /90A/450W | ¥209,000 |
3311G *1,*3 | ノーマルモード 60V/60A/300W ---> ターボモード 60V/180A/900W | ¥258,000 |
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3312G *1,*3 | ノーマルモード 250V/12A/300W ---> ターボモード 250V/36A/900W | ¥264,000 |
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3314G *1,*3 | ノーマルモード 500V/12A/300W ---> ターボモード 500V/24A/600W | ¥265,000 |
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3315G *1,*3 | ノーマルモード 60V/15A/75W ---> ターボモード 60V/60A/300W | ¥207,000 |
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3316G *1,*3 | ノーマルモード 80V/80A/400W ---> ターボモード 80V/160A/800W | ¥274,000 |
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3318G *1,*3 | ノーマルモード 500V/20A/400W ---> ターボモード 500V/40A/800W | ¥313,000 |
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検査成績書 | 3310G/REC | 3310G検査成績書 | ¥8,000 |
3311G/REC | 3311G検査成績書 | ¥8,000 |
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3312G/REC | 3312G検査成績書 | ¥8,000 |
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3314G/REC | 3314G検査成績書 | ¥8,000 |
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3315G/REC | 3315G検査成績書 | ¥8,000 |
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3316G/REC | 3316G検査成績書 | ¥9,000 |
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3318G/REC | 3318G検査成績書 | ¥9,000 |
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TCP | 製品別トレーサビリティ (検査成績書(日本語版のみ)のご注文が必要となります) | ¥5,000 |
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SCI | 標準器試験成績書 (検査成績書(日本語版のみ)のご注文が必要となります) | ¥20,000 |
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インターフェースアクセサリー | 13300F810 *2 | RS232 Card | ¥28,000 |
13300F811 *2 | GPIB Card | ¥45,000 |
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13300F812 *2 | USB Card | ¥43,000 |
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13300F813 *2 | LAN Card | ¥86,000 |
* 工場出荷時のみ入力電圧の変更(115V/230V)が可能です。(無償)
*1 : 負荷モジュール単体は電源供給機能などがないため、フレームなしでご利用頂くことはできません。必ずフレームをご用意下さい。
*2 : インターフェースはどれか一つのみ実装が可能です。
*3 :「3300Fシリーズ」のフレームと互換性はありません。
アプリケーション
負荷電流の遅延が発生しないマスタースレーブ並列運転動作
マスタースレーブ並列制御方式では、通信機能を持つRS-422やRS-485などが一般的に使用されています。直流電源では遅延の影響はありませんが、電子負荷では負荷応答が遅延する欠点があります。QL-Dシリーズは、アナログ制御方式とマルチチャンネル同期運転方式を採用し、並列運転時の負荷電流が遅延せず同期して動作することが可能です。
回生能力のあるDCモーター試験の制動時に発生する逆起電力保護
DCモーター試験では、機械的な制動時(例:ブレーキ等)に逆起電力が発生します。一般的な電子負荷はCVモードが遅い為、逆起電力全てを吸収することができませんが、当社高速応答電子負荷は、定電圧(CV)モードの応答開始時間が2msecと高速応答の為、逆起電力を遅れなく消費させることが可能です。
定電流電源の評価試験に最適な高速応答電子負荷
定電流電源の試験には電子負荷の定電圧(CV)モードを用いて試験しますが、負荷動作になる前に定電流電源の電圧が過電圧まで出力し、保護動作となり電源が起動することができません。当社高速応答電子負荷は、定電圧(CV)モードの応答開始時間が2msecと高速応答のため、問題なく定電流電源を起動することができます。
大容量パワーコンディショナー(PCS)の評価・試験方法について
パワーコンディショナーの評価・試験において、PV入力模擬用に直流電源、系統模擬用に交流電源、工場内/店舗内負荷模擬用に交流電子負荷、各種電圧・電流測定用にパワーメータを使用します。電源機器の使い方を工夫することで、製品種類が多い汎用電源機器で構築することが可能です。効率測定や環境変化時(入力電圧変動など)の動作確認など規格試験以外の評価・試験あれば、導入コストも抑えることができます。
高速応答電子負荷を用いた三相インバータ用電流センサの評価
複数の高速応答電子負荷を外部制御(EXT)モードで同期運転させることにより、1000A以上の大電流で電流センサの電流応答を評価できます。実験例として、LN-1000Aを10台使用した場合、1200Aの負荷電流において100A/μsの立ち上がり時間での電流応答が可能となり、次世代電流センサなどの評価に使用できるアプリケーションとなります。
外観図
選定・搬入のご注意
機器選定について
- 瞬時過電圧が発生する可能性のあるD.U.T(被試験物)を接続する際は、定格電圧に十分余裕のある機器をご選定ください。
- 当社電子負荷はレンジ幅が広くなっております。印加電圧、負荷電流に対し電力制限が掛かる場合がございますのでご注意ください。
- 0V付近からの低電圧領域での負荷動作を御所望の場合は当社ドロッパータイプの最小動作電圧がない電子負荷をご選定ください。
設置について
- 製品への供給電源はお客様にてご準備ください。
- D.U.T(被試験物)と製品との距離はノイズや配線抵抗等の影響があるため、できる限り近い距離でご使用ください。
- 負荷線は、短く、太い電線をご準備ください。
- 大電流を急速にオフした場合、負荷線のインダクタンス成分により逆起電力が発生して過電圧印加となる可能性がありますのでご配慮ください。
- 電子負荷へ負荷電圧をブレーカー等のスイッチにより印加する場合、負荷装置はLOADをオフの状態で行ってください。
- 電子負荷は空冷用ファンを内蔵しています。設置時に空気の吸入口及び排気口をふさがないようご注意ください。
- 当社製品は産業用の装置として設計・製造されており、ハイセイフティ用途(*)への使用を想定した製品ではございません。予めご了承ください。
(* ハイセイフティ用途とは、極めて高度な信頼性や安全性が要求され、機器の故障や誤動作により、信頼性や安全性が確保されない場合、生命、身体や財産等に損害を及ぼす恐れがある用途のことを言います) - 製品ご利用前には、マニュアル記載の注意事項を必ずご一読ください。
上記を考慮せず製品を選定、ご使用になった場合、装置が停止、あるいは故障する原因となります。ご注意下さい。
搬入について
- 大型機器の搬入に際しましては、建物入口の高さや設置場所までの搬入経路の確認をお願いいたします。
- 製品のご納入は、原則として「国内指定場所での車上渡し」とさせていただきます。大型機器などの荷降ろし以降の作業はお客様にて実施をお願いいたします。
- 時間指定の配送や荷降ろし、現地試運転などの作業は、別途お見積もりのうえ当社にて承ります。ご注文の際にお申し付けください。
保守サービス
修理・校正のご案内
当社では、随時製品の修理および校正のご依頼を承っております。一部の製品を除き、原則定額料金で対応させていただいております。消耗品交換・メンテナンスの実施について
製品を長く安全にご利用いただくため、当社では年に一度の定期的な点検をお勧めしております。以下に、ご利用年数における交換推奨部品をまとめました。ご参照いただき、メンテナンスをご検討ください。ご不明な点等ございましたら、お買い上げの代理店にお問い合わせいただくか、こちらよりお気軽にお問い合わせください。
FAQ
以下をクリックしてご覧ください
3300Gシリーズ/3340Gシリーズ (2)
基本的にはCVモードの動作の応答が大きな違いとなります。
カタログスペックでCVモードの応答をを明記してあることはあまりありません。
対応負荷でも実機接続して確認していただくことをお勧めします。
LEDドライバは通常定電流出力で動作するため、負荷側としてはCVモードで動作させます。
LEDドライバ対応電子負荷のCVモード
- LEDを模擬するため、基本的にはCV+CRとなる
つまりCV値以上の電圧が印加されると、CR値の抵抗値で動作する - CV+CRモードの動作が高速
CV->CRへの移行、CR->CVへの移行が高速になっている
普通の電子負荷のCVモード
- CV動作時は、インピーダンスが低い
- CVモードの動作が低速
LEDドライバの負荷としては低速で、電流の立ち上がり時に電圧のオーバーシュートが発生する場合が多い
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