電流センサって、そもそもナニ?

電流センサとは、電線やケーブルを流れる電流を検出・計測するためのセンサ です。

装置や回路の動作状態を把握したり、異常を検知したりする目的で、さまざまな電気・電子機器に使われています。

電流センサの方

電流センサには、用途や測定条件に応じていくつかの方式があります。

  • カレントトランス(CT)方式
    交流電流の測定に適しており、
    絶縁性が高いのが特長です。
  • ホール素子方式
    磁界を利用して電流を検出する方式で、
    直流・交流の両方に対応できます。

このほかにも、用途に応じた方式が採用されています。

何のために使われる?

電流センサは、次のような目的で使用されます。

  • 消費電流の監視
  • 機器の動作状態の把握
  • 過電流や異常の検出
  • エネルギー管理や効率評価

どんなところで使われている?

  • 電源装置やインバータ
  • EV・PHEV・充電設備
  • 太陽光発電・蓄電システム
  • 産業機器や制御装置

電力を扱うシステムでは、欠かせない要素の一つです。

まとめ

電流センサとは、

  • 電流を検出・計測するためのセンサ
  • CT方式やホール素子方式などがある
  • 電力制御・監視に不可欠な部品

という位置づけのデバイスです。